プレクスターのSSDは完成度が高いものの知名度はそれほど高くなく、いわば「知る人ぞ知る」商品といった位置づけだ。実際に商品を販売しているショップ店員の印象はどうなのだろうか。
パソコン工房 秋葉原BUY MORE店長、田子尚志氏にお話を聞いてみたところ、お客さんからの人気はとても高いという。その理由は、リード・ライトともに十分高い性能を持っているにもかかわらず、購入しやすい価格にあるようだ。
また、高速でも容量がフルに使える「PlexNitro」、さらなる高速化が可能な「PlexTurbo」などに興味をもつお客さんも多いとのこと。単純なスペック、コストパフォーマンスといった面だけでなく、機能やユーティリティ部分までしっかりとチェックしているというのが、いかにも秋葉原らしいところだ。こういったPCパーツにこだわりがある人達から支持されているSSDだということは、実力が本物だという証左といえる。
また「プレクスター」と指名して購入するお客さんも多いとのことで、こういったところからもブランドへの信頼の高さがうかがえる。
性能と信頼性が高いだけに1台目のシステムドライブに最適
SSDは高速性が魅力ということもあり、やはりシステムドライブとして使いたいところだ。しかしながら、大容量になるごとに単価が高くなってしまう。今回紹介した「S3C」シリーズは、256GBモデルの「PX-256S3C」が1万3000円前後、512GBモデルの「PX-512S3C」が2万6200円前後とやや高めだ。
だが、最近はソフトウェアの容量も増え、画像や動画も高解像度化したことで、データを一時的にデスクトップに保存しているだけで、すぐに容量がいっぱいになって困ることもしばしば。結局、より容量の大きい製品に買い替えたり、買い増したりといったことになりかねない。
システムドライブとして使うなら256GB以上を選び、データ用に別途HDDを増設するというのがオススメだ。音楽や写真、動画ファイルといったサイズが大きい割にアクセスすることが少ないファイル、高速アクセスが必要ないファイルはHDDに保存するようにすれば、かなり快適に使えるようになるだろう。
システムドライブはPCの体感速度を左右する重要なパーツ。それだけに、高速で信頼性の高い「S3C」シリーズを選びたい。
(提供:アユート)