開発コードネーム“Coffee Lake-S”ことデスクトップPC向け第8世代Coreプロセッサーがついに登場。インテルのメインストリームCPUとして久しぶりに物理コアが増え、大注目の存在だが、このCoffee Lake-Sを使うには、Z370チップセット搭載マザーボードが必要になる。
「せっかく新しいマザーボードを買うのだから、良い製品を選びたい。イマドキのトレンド機能を思い切り楽しみたい!」と思う人も多いことだろう。
そんな人にお勧めしたいのが、GIGABYTEの高級ゲーミングブランド「AORUS」から登場した「Z370 AORUS Ultra Gaming(rev.1.0)」だ。どんな点が優れているのか、これからその内容をじっくりみていこう。
RGB LEDトレンドをリードする
「AORUSスタイル」
Z370 AORUS Ultra Gaming(rev.1.0)の最大の特徴が、派手なRGB LED機能「RGB Fusion」だ。RGB LED発光による演出は2017年のマザーボードに共通するトレンドだが、LEDの数、光り方などはメーカーや製品によって異なる。本製品はここをガッツリ作り込んでおり、他製品とは違った楽しみ方ができる。
VRM、オーディオ分離ライン、拡張スロット、チップセット、メモリーソケットなど、ボード全域にぜいたくにRGB LEDを実装。ボード右端には「Accent LED Overlay」と呼ばれるオーバーレイクリアパーツを装備し、独特のパターンを印象的に浮かび上がらせる。3Dプリンター用のデザインデータが配布されており、自作したパーツを取り付けてカスタマイズすることも可能だ。
発光カラーや発光パターンはRGB Fusionユーティリティーで設定できるが、LEDの位置(ゾーン)ごとに発光パターンを変えられる。本製品では「オーバーレイとチップセット」「メモリーソケット」「VRM」「拡張スロットとオーディオ」とボード上だけで4つのゾーンがあり、ゾーン別にLEDの発光パターンとカラーを変更できる。CPU温度やCPUファン速度などに連動してカラーを変える機能なども持っている。
外部RGB(RGBW、UVにも対応)LED接続用端子を2つ、デジタルLED(WS2812対応)を接続できる端子を2つ装備。汎用のLEDテープやデジタルLEDの制御も可能だ。これらを活用すれば、さらに一歩進んだ派手で凝った発光演出が楽しめる。