“Androidの父”として知られるAndy Rubin氏が立ち上げたEssential社のAndroidスマートフォン「Essential Phone」。インカメラ部分が食い込んだほぼ全面ディスプレーの外観、背面上部に用意された拡張端子に360度カメラを追加できるなどの革新的な仕様で、5月の発表時は大きな話題となり、今秋にはユーザーの元に発送が始まっているようだ。
スペック的にはSnapdragon 835を搭載するなどハイエンドクラスとはいえ、価格も699ドルとなかなか高価な設定だったが、公式サイトにおいて200ドルの値下げが発表された。360度カメラを付けるとプラス179ドル。また、すでに購入したユーザーにはEssentialのサイトで利用できる200ドルのクーポンが提供される。
あらためてスペックをおさらいしておくと、縦横比19:10の5.7型液晶(1312×2560ドット)、Snapdragon 835(2.45GHz+1.9GHz、オクタコア)、4GBメモリー、128GBストレージ、13メガカメラ(+13メガモノクロセンサー、インカメラ8メガ)、3040mAhバッテリー、防水防塵対応(IP45)など。
ちなみにEssentialのサイトは日本語版も用意されているほか(日本語は少々怪しい&ときどき中国語になったりするが……)、Andry Rubin氏は孫正義氏との個人的関係もあるようで、今春にはソフトバンク・ビジョン・ファンドがEssential社に出資を検討していた(が、その後撤回?)と国内外で報道された。そんなこともあり、ソフトバンクからの発売が期待されたのだが、今のところはそんな動きはなし。とはいえ、日本での発売、まだまだ期待したい!
Having fun with Masahttps://t.co/0oU5UkuYxs#StayingAlive @WSJ pic.twitter.com/d9fLBFi0lx
— Andy Rubin (@Arubin) 2017年3月23日