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5000台予約達成時に1万4800円で販売:

日清 麺すする音隠すフォーク「音彦」開発

2017年10月23日 12時15分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 エイプリルフールでもなければ虚構新聞でもありません。

 カップヌードルの日清食品が、麺をすする音をカモフラージュする機能をもつフォーク「音彦(おとひこ)」を開発中。クラウドファンディングによる予約販売の受付を、23日10時から同社オンラインストアで開始しています。価格は1万4800円。予約台数が5000台に達成した場合のみ販売です。

 フォーク搭載の集音マイクが麺のすすり音を感知し、近距離無線通信で信号をスマホに送信。専用アプリから音が流れ、麺のすすり音をカモフラージュする仕組みです。言うまでもなくTOTOのトイレ用擬音装置「音姫」に着想を得たそうです。

 同製品は同社の製品開発プロジェクト「PRODUCT X(プロダクト・ペケ)」シリーズ第1弾。日清食品独自の視点から食にまつわるさまざまな問題にアプローチした製品を開発しようというもので、製品サイトはどことなく有名な外資系メーカーを思わせます。

 「訪日観光客が増える中、"麺を音を出してすする" という行為について、価値観の違いにより生まれるあつれき=ヌードル・ハラスメント問題の解消にも寄与する画期的な商品です」(同社)

 サイズは幅44mm×奥行き44mm×高さ152mm、重量は110g。本体はABS樹脂、本体底部はアルミ、本体内部はシリコン。ビスはスチール、フォーク部はステンレス。アプリはiOS 10以上。バッテリーはマイクロUSB充電で約1時間。5000個の目標予約数達成時点から3ヵ月前後で発送予定です。

麺すすり音カモフラージュ機能搭載フォーク「音彦(おとひこ)」公式サイト
https://store.nissin.com/jp/special/productx/otohiko/


■関連サイト

■Amazon.co.jpで購入



書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、家事が趣味。0歳児の父をやっています。Facebookでおたより募集中

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