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攻殻機動隊っぽい光学迷彩からARアートまで目白押し

影がつくり出すアートとVRの融合がスゴイ!その意外な仕組みとは

文●ジサトラ ハッチ

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坪倉 サポートがしっかりされているのがイイですね。私は結構めんどくさがりだったり、活動時間が夜遅いことがあったりするのですが、そんなときでも24時間気軽に連絡できるLINEサポートがあるのがうれしいですね。メッセージを送っておけば返事を返してくれるという手軽さは、ありがたいですね。

LINEでの問い合わせは、同社のホームページにあるQRコードを読み取り友だち登録し、トークを開いた後「LINEでトークサポート開始」を選び問い合わせを行なう。24時間365日対応で、電話のように待たされることなく気軽にメッセージを送っておけば良いのが魅力。そのほか、サポートページでは、電話の混雑状況修理作業目安の時間をリアルタイムで確認可能

編集部 VRHMDは「VIVE」を採用しているのは、やはり「Lighthouse」によるルームスケールが使えるからですか。

坪倉 そうですね。以前はモーショントラッキングを行なおうとすると、何千万、何百万円の機材が必要だったところ、10万円くらいで実現しているので、とても使いやすいですね。いずれは、もっと広いエリアで使える「ハウススケール」になるとも言われているので、そうなったら美術館全体で不可視彫像が置けるようになるかもしれませんね。

編集部 ほかに何か今後使いたいVRHMDなどはありますか。たとえば、今年後半に続々登場するWindows Mixed Reality対応製品などはどうでしょう。

坪倉 外部センサーを使わずにトラッキングできる「インサイドアウト方式」を採用しているため、移動エリアに制限がなく、どこまででも行けることでのメリットによる作品づくりができるという意味ではおもしろいですよね。しかし、作品をつくるにあたり、不可視彫像もそうですが、絶対座標が欲しい場合もあります。絶対座標がないと、マーカーなどを置かないと位置の特定ができないため、不可視彫像など、プロジェクション作品の場合は「Lighthouse」の方がやりやすいかと思います。

編集部 今後、今回展示された作品を別の場所での展示を行なう予定や、進化させたいポイントなどがありましたら教えてください。

坪倉 今回は不可視彫像以外に、絵画を増やして「不可視美術館」としましたが、もっと美術館にありそうなモノをどんどん増やしていきたいですね。

編集部 具体的には、どんなモノを増やしていきたいとお考えですか。

坪倉 半透明なモノの表現ができないかなと思っています。ガラスやステンドグラスなどに懐中電灯を照らした際にできる影や、立体的なビンやグラスに光を当て、透過して後ろに出る光の表現なんかができれば、おもしろいかなと思います。

編集部 なんというか想像できないですね。ぜひ、どうなるのか見てみたいです。ぜひ実現してください、今後の活躍に期待しています。

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