このページの本文へ

オイシックスが中国法人設立、食品宅配のサービス開始

2017年10月16日 09時37分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

オイシックスドット大地(株)は12日、9月に設立した中国法人「上海愛宜食食品貿易有限公司」を拠点に、中国上海で食品宅配のサービスを開始すると発表した。

日本品質の食品EC定期宅配を中国で展開

 同社はこれまで、海外事業として、香港に日本産の食品を輸出するモデルと、北京の企業と連携して農業指導を行うコンサルティングモデルを展開してきた。今回のサービスでは、日本国内のビジネスモデルで培った「安全性や食味の目利き力」「食品EC定期宅配モデルのノウハウ」を活用し、今回新たに現地で仕入れた商品をECで販売する。

 同サービスの主な特長は、(1)日本のOisix安全基準に準じた商品の販売、(2)年会費・入会金無料、(3)届け日時指定が可能、(4)定期購入サービスの提供、など。

 サービス開始にあたり、まず厳選した数十品目の野菜を、年内に上海にて現地日本人向けに販売。さらに来年には現地中国人向けにもサービスを展開する。

 同社の海外関連法人・出資先は、「Oisix Hong Kong Co.Ltd.」(09年から香港で日本産の農産物などの越境EC事業を開始)、「北京富平創源農業科技発展有限責任公司」(12年11月に同社「大地を守る会」と中国農村部の貧困問題に取り組むNGO「北京富平(フーピン)学校」とで設立した合併会社)、「台湾好農」(台湾で最大規模の生鮮食品の宅配事業を運営する出資先企業。食品の定期宅配ノウハウを提供)の3社。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事