サーバとストレージを組合わせたハイパーコンバージド・アプライアンスで管理タスクを低減
レノボ、最新Xeonプロセッサー搭載「ThinkAgile HXシリーズ」
2017年10月10日 13時30分更新
レノボ・エンタープライズ・ソリューションは10月10日、同社「Lenovo Converged System HX Series」の後継となるハイパーコンバージド・アプライアンス「ThinkAgile HXシリーズ」を発表した。10月17日より順次発売する。
複数数世代のサーバーやOS、ストレージが混在する現在、IT管理者のタスクをより簡素化・効率化するためサーバーとストレージが一体化したハイパーコンバージド・アプライアンスが注目されている。同社では従来からNutanix製ソフトウェアを搭載した「HXシリーズ」を提供しており、HXシリーズとしては3世代目となる。
ThinkAgile HXシリーズは、インテル Xeonスケーラブル・プロセッサーを搭載したサーバー「ThinkSystem」をベースとし、10Gbイーサネットポートを従来の2倍の8ポート(または25Gbイーサネットポートを4ポート)に対応するなど柔軟な構成が可能。起動ドライブにM.2 SSDを採用することでデータスロットを消費することなく起動ドライブの協調性が確保できるほか、レプリケーション・ターゲット対応モデルを追加してライン・バックアップにも対応。
これまでは4台1セットだった2U4Nモデルの1台構成が選択可能になるなど全10モデルの多彩なラインアップを用意する。ハイパフォーマンスモデルの「HX7520」(2U、オールフラッシュ構成)からリモートオフィス・ブランチオフィス対応モデル「HX1320」(1U、1CPU)やNutanix Xpressモデル「HX2320-E」(1U)など、いずれも1Uまたは2Uで提供。