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勝間和代の《倍辛》家電レポート:

メチャ忙しい勝間和代がホームベーカリーを使いつづける理由

2017年09月29日 16時00分更新

文● 勝間和代 編集● 家電ASCII編集部

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●レシピ通りに計量する必要なんてない

 次に、パンを作らなくなってしまう理由は、

 「レシピ通りの計量がめんどくさい」

 です。

 お米を炊くなら、水を入れるだけですが、パンですと、

・小麦粉
・砂糖と塩
・バターか油
・イースト
・水分
・スキムミルク

 など、少なくとも6種類くらいの計量が必要になります。で、これが嫌で、パンミックスを買おうとすると、今度は高い!!

 そこで、多くの人はくじけるわけです。

 私の提案は、

 「レシピを覚えようとするから難しいのであって、できあがりの分量に対して、何となくのイメージをつけてしまうこと」

 です。

 だいたいのホームベーカリーは、小麦粉が250g。これに対するパーセンテージを覚えてしまいます。塩なら2%で5g、砂糖とバターは8%くらいで20g、水分は70%くらいなのでだいたい180ccくらいを、水とスキムミルクか、牛乳で作ります。

 イーストは、個包装のものを使います。なぜなら、イーストは劣化しやすいので、大きな袋を開けてしまうと、あとあとイーストの力が弱って膨らまなくなるからです。私は3gの個包装のものを使っていて、レシピによって、3gか、2.1gか、1.5gを使うようにしています。

 あとは、牛乳をトマトジュースに置き換えたらトマトパンになるし、バターがなければサラダ油を入れればいいし、小麦粉も気分に応じて強力粉と薄力粉をミックスしてつくってもいいのです。

 混ぜるものも、小麦粉が250gあれば、100gくらいまでは適当に受け止めてくれるので、レーズンでも、チョコでも、ナッツでも、フルーツでも、手元にあるものを適当に入れられます。

 そして、寝る前にスイッチをポンとして、朝起きたら、できあがりです。夜、仕事が終わって家に帰ってくると、とてもじゃないですが、パン屋さんに行く気力はないし、行ったとしても、たいしたパンがありません。

 だったら、自分でゴンゴンと適当に材料入れて、スイッチ入れるほうが、よほど楽です。しかも、できたてのパンを持って帰るときつぶれないようにするのは本当に苦労するのですが、そんな心配もありません。

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