ヤマハは9月25日、「NVR700W」用のファームウェアとして、国内LTE網での対応周波数帯を増やし、「マルチキャリア」に対応した最新版の配布を開始した。対応ファームウェアリビジョンは「Rev.15.00.10」。
NVR700Wは、無線WANモジュールを内蔵し、ダイレクトに無線WAN環境(LTE/3G)への接続が可能なLTEアクセスVoIPルーター。
これまで無線WAN接続については、NTTドコモ網にのみ対応していたが、今回のファームウェアアップデートにより国内すべてのキャリア網へ対応し、ソフトバンクおよびKDDIのLTE/3G網でも利用できるようになった。
また本ファームウェアは、各キャリアの通信網を利用するMVNOにも対応しているため、使用シーンにあわせた契約SIMが利用可能だという。
なおLTEマルチキャリアに対応するためには、同社ウェブサイトから最新ファームウェアをダウンロードして適用した後、内蔵無線WANモジュールのファームウェアを更新する必要がある。