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東京ゲームショウ2017レポート 第48回

ピクシーのセクシーなお尻に釘付け!

これが真の悪魔召喚かっ!?真・女神転生のVRがリアル過ぎて大興奮

2017年09月24日 11時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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 東京ゲームショウ2017のセガゲームスのブースでは、既報のとおり新作スマホゲーム「D×2 真・女神転生リベレーション」(以下、D×2)のプレイアブルバージョンが出展され、試遊することができた。

 その隣では、本作の世界をVRで体験できるスペシャルコンテンツを楽しむことができた。スマホゲームのVR体験ということで、スマホ用のVRヘッドセットに入れて楽しむコンテンツかと思っていたのだが、予想に反して体験はHTCのVIVEを使用していた。

 VIVEを被るとそこは秋葉原のビルの屋上。そこで、左手に持つタブレットに連絡があり、D×2に登場するメガチューブの人気動画配信者「メガキン」が登場。説明を受けていると、突如目の前に鬼神「トール」が現れる。

テレビ画面の中では、サイズ感を感じない悪魔たちだが、目の前に現れたトールは見上げるほどデカい。感覚的に4メートルくらいだろうか。登場した際は、思わず身を引くほどに驚いた

 その後、メガキンに誘導されながらタブレットをタップして悪魔を召喚! 自分の左右に主人を守るような形で「ピクシー」と「ケルベロス」が現れる。気分はまさにデビルサマナーだ。

タブレットに表示された悪魔召喚をタップすると、まばゆいエフェクトと共に悪魔が召喚される

ピクシーは自分の左上に浮いており、小さなセクシーなお尻と、パタパタと羽ばたく羽がかなり印象的。なんか感動。ケルベロスは、大型犬を3倍にしたサイズで、雄々しく頼りがいを感じる

 今までディスプレーの中でしか見ていなかった悪魔たちが、目の前に立体的に現れるだけでも、シリーズのファンなら興奮すること間違いなし。モデルはD×2で使われているモノと聞いていたので、スマホ用の小さいサイズで画像は荒いのでは?と思っていたのだが、VIVEの高解像度で見ると細かいディテールも楽しめ、臨場感があり大満足。他の悪魔(特に女性型)も見たいぃぃ~~~と思って地団駄を踏むレベルだ。

ピクシーが羽を震わせている姿を見るだけでも結構感動モノ

思わずいろんな角度から確認してしまうほどに、悪魔のモデルはリアルでファンなら見ているだけでも楽しいかも

 敵悪魔への攻撃は、タブレットで行なう。メガキンに言われるまま「アタック」、「ディア」、「マハラギオン」と次々選択。

マハラギオンなどの魔法は、迫力あるエフェクトで描かれている。目の前で起こる炎の攻撃、こちらへの物理攻撃の迫力は、とてもディスプレー越しでは味わえない

 激しい攻撃を繰り返しトールを倒したのも束の間、何やら嫌な雰囲気の演出の後に、さらに強力な悪魔が出現。さっきまで、共に戦っていたピクシーとケルベロスが身を挺して守ってくれて霧散する。思わず「俺のピクシーちゃんが~~~っ!」と叫びたくなるほどにリアルな感情が生まれるほどだ。

トールの後に新たな悪魔が登場!

 こちらも、さらに強力な「ホワイトライダー」を召喚し、強力な一撃で敵を倒したところで体験は終了。う~~ん、これはスゴイ。プロデューサーの山田理一郎氏に聞いたところ、今回のVR体験はあくまで実験的なモノで、現状は配信する予定などはないとのことだが、何かしらの形で世に出したいと言う。

ホワイトライダーさんの強力な一撃が炸裂! スゴイ迫力だっ!

「いやいや、これはもったいないですよ、絶対配信すべきだ! しかも、ゲーム本編と同じ遊びができて、かつ全編VRでお願いします!」と前のめりでお願いしておいた。しかし、今回の体験、ハイエンドなPC+VIVEの体験だったからこそのクオリティーとも言える。スマホ用のVRヘッドセットの場合、使う機材によってはレンズも粗悪で、見え方もかなりショボいものになりかねない。

 もちろん、より多くのプレイヤーに体験したもらえるよう、PCでもスマホでも体験できるのがベストだろうが、ぜひ今回のクオリティーでの完全版制作、配信を実現してもらいたいものだ。

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