筐体はわずかに大型化、しかし細かな配慮でそれを感じさせない
回路規模が大きくなるため、消費電力も増えた。しかし内蔵バッテリーの容量を増やすことで、約10時間の連続再生時間(FLAC:96kHz/24bit時)を確保している。重量は18g、幅と厚さは2mm程度増加と、携帯性の面でもほとんど差がない。加えて、本体を持ちやすくするために、エッジ部分をカットしたり、側面の角度を調整したりしていて、手に持った際の違和感もなかった。
AK70では、ベーシックモデルのターコイズブルーのミスティ・ミント(Misty Mint)を皮切りに、限定モデルを含めて7色ものカラバリが展開された。一方、AK70 MKIIでは当面、ブラックの筐体に濃いブルーのプレートを付けたノワール・ブラック(Noir Black)1色の展開となる。カラフルさやポップさというよりも、重厚感や上質感を意識しているのだろう。
本体サイズは幅62.8×奥行き15.2×高さ96.8mmで、重量は150g。内蔵64GBのストレージに加えて、256GBのmicroSDカードが利用できる。