DJIは9月1日、ドイツ・ベルリンで開催中の「IFA 2017」にて、空撮ドローンの新機種2製品を発表した。
「Mavic Pro Platinum」は、既存の折りたたみ式小型ドローン「Mavic Pro」の改良モデル。ESC(電子速度コントローラー)とプロペラの改良により、飛行時間が11%増加して最大30分となったほか、飛行中のノイズも約60%軽減されている。また、ボディは新たにプラチナカラーを採用している。
手のひらサイズながら空撮できるマイクロドローン「DJI SPARK」には、パノラマ機能として魚眼レンズ風のパノラマ写真を作成できる「Sphere mode(スフィアモード)」が追加。この機能は近日中に公開される「DJI GO 4」アプリとSPARKのファームウェア更新で実装する。
DJIドローンのフラッグシップモデル「PHANTOM 4 PRO」も新デザインとなった。「PHANTOM 4 PRO OBSIDIAN」はマットグレーのオブシディアンカラー(黒曜石色)のマグネシウム製ボディに、高度な製造技術を活用して防指紋効果を施したジンバルを搭載。1インチCMOSセンサーによる4K撮影が可能。
価格はMavic Pro Platinumが14万4800円、Phantom 4 Pro Obsidianは 20万4000円。日本での発売時期は現在のところ未定。