働き方改革を促進するオフィスにも強いミカタに
安倍内閣が標榜し推進する「働き方改革」。残業、長時間労働など、日本の悪しき商習慣を改め、生産性向上を目指すこの取り組みは、ときに実務の現場では絵空事のようにも響く。
しかし、ここKWCでは、駅から徒歩1分のオフィスビルへの移転をはじめ、会社のためのオフィスから、従業員のためのオフィスへと積極的に改革を進めている。
今回のインタビューのあと、新しいオフィスを見学させていただいたのだが、広く設けられたフリースペースや、従来の部署ごとの縦割りコミュニケーションを打破すべく、他部署のメンバーと偶発的に横のコミュニケーションが活性化するよう意図的に設計されたオフィスレイアウト、オフィスの中央に設けられたプレゼンテーション用の円形ステージなど、遊び心がありつつも、先進的な取り組みに満ちたオフィス。加えて、フルフレックス人事制度の導入、スーパー時短正社員の推進、時差BiZへの参加など、働く人のライフスタイル尊重があり、そのためのオフィスを用意するという同社の取り組みは、そこで働く人たちを活性化させることに成功しているように映った。
取材後、オフィスを案内していただいた広報さんに「従業員ファーストのオフィス、いいですね」と、お礼のメールを送ったら、「そう言ってもらえて社長が喜んでます」と即座に返事が来た。
うおおぉぉぉい!早くも社長まで筒抜けか!風通し良すぎでしょ。迂闊なことを書かなくて良かった(笑)などと思ってみたが、それだけで、同社山崎社長の本気度が伺えた。
「請求管理ロボ」も、少なからずそんな同社の一助となっているはずである。
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