医療コストを会員間で分散する新しいヘルスケア・カバレッジ
HMS、ブロックチェーン・ベースのHealth Mutual Societyを8月28日にスタート
2017年08月22日 18時00分更新
中国Qingsongchouは「Qingsongchou Mutual Plan」(Qingsongchou相互プラン)にブロックチェーンを導入したHealth Mutual SocietyのICO(イニシャル・コイン・オファリング)を全世界で8月28日に開始する。
ICOはスタートアップやプロジェクトが資金調達に発行する仮想通貨。Qingsongchou Mutual Planでは、健康保険などの中間コストを排除して会員間の医療コストを分散、低価格で利用しやすいヘルスケア・カバレッジを実現しようとしている。2016年にプランが公表されたのち、1年間で800万人以上が参加。1500万ドルの掛け金が集まった。
Health Mutual Societyに加入すると一定額のトークンが保険金と支払われるというしくみで、システム運用は自律的かつ透明に運用でき、1億6000万人を超えるQingsongchouの登録ユーザーに支えられることで実体の伴ったICOプロジェクトになると期待されている。