東芝ホームテクノは8月8日、好みに合わせてお米の炊き分けを11通りから選べる、真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10ZWL」を発表した。9月中旬に発売する。
炊飯時に圧力をかけて最高105度の高温で加熱し、羽釜の形状にならった釜底60度の「丸み」の内釜で大きな熱対流を生み出して釜の中心までしっかり加熱する「可変圧力コントロール」に、お米の浸し時に内釜の中を真空にすることで圧力差を生み出し、お米の芯まですばやく吸水できる「真空αテクノロジー」を加えた。これにより、ごはんの甘みと粘りをしっかり引き出し、ふっくらと炊き上がる「合わせ炊き」を可能とした。
本体は従来機種より反対の大きさを約26%コンパクト化。また底面から側面の吸気に変更することで、冷却効率が向上し、高火力でも素早く熱を逃がすことができるという。
炊き方は従来の9通りから11通りに増え、その日の気分によってお米の触感を選べる“かまど名人コース”が、「しゃっきり」から「もっちり」まで選べるようになった。さらに、ご飯の甘さを約12%アップさせる「甘み炊きコース」を新しく搭載する。
白米と玄米を混合して炊き分けられる「白米混合コース」も追加。それぞれの食感の差が少なくなるようにバランスよく炊き上げられるとのこと。
サイズは幅245×奥行328×高さ228㎜で本体質量は約7.2kg。最大炊飯容量が10Lで約5.5合。方式は真空圧力IH。カラーはグランホワイトとグランブラックの2色で展開される。価格はオープン。