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8月5~6日の日ハム・オリックス戦で自由視点映像を実証実験 KDDIが4D REPLAYに出資

2017年08月03日 11時00分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部

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 KDDIは自由視点映像技術を活用したソリューション「4D REPLAY」を開発・販売する米4D REPLAY,Inc.に出資、8月5~6日に札幌ドームで開催される北海道日本ハムファイターズvs.オリックス・バッファローズ戦の映像を撮影する実証実験を行なう。

 KDDIはこれまでも少数のカメラで撮影した映像を用いて撮影されていないカメラアングルの映像を生成できる自由視点映像の研究に取り組んできた。今回KDDIが出資する4D REPLAYは、タイムスライス方式技術により5~10秒と短時間で自由視点映像を生成し、さまざまなカメラアングルで映像を鑑賞できるもの。

 国内における初の4D REPLAY活用事例として実証実験が行なわれる8月5~6日に札幌ドーム開催の北海道日本ハムファイターズvs.オリックス・バッファローズ戦は、同球場の大型ビジョンおよびCS放送「GAORA」でリアルタイムに放映し、後日運動通信社のスポーツインターネットメディア「SPORTS BULL」でアーカイブ映像を放送する。

 オリックス2連戦は札幌ドームの一、三塁ダッグアウト上からホームプレート後方のフェンスに沿ってカメラ100台を設置、打者がボールを捉える瞬間や投手が投球時にボールをリリースする瞬間などをリアルタイムに複数の角度から見ることができる。

 KDDIは今回の出資を通じて、国内の法人顧客の開拓に加えてコンシューマー向けのサービス開発も進める方針。KDDIの研究開発と4D REPLAY技術の進化を重ねた成果をもとに、5G(第5世代移動通信方式)など次世代ネットワーク展開に合わせた新たな価値体験の提供に取り組むとしている。


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