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「MakeShop」年間総流通額、過去最高の1441億円

2017年07月14日 01時45分更新

記事提供:通販通信

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GMOインターネットグループのGMOメイクショップ(株)は13日、ネットショップ構築サービス「MakeShop」の年間総流通額(2016年1月~12月)が、過去最高の1441億円に達し、5年連続でネットショップASP業界ナンバー1になったと発表した。

「アパレルカテゴリ」が急成長、SNSで活性化

 「MakeShop」で構築したネットショップの流通額の内訳では、「家電カテゴリ」が、国内の市場成長鈍化を背景に白物家電の販売が振るわず、前年比9%減にとなった。その一方で「アパレルカテゴリ」の年間流通額は同27%増と伸長。月別では最も成長率の高い6月が同43%増に上り、最も低い1月でも同12%増と、年間を通じて高い成長率を維持した。こうした「アパレルカテゴリ」の成長には、「Amazon Pay」「まとめ買い機能」など新機能の提供開始が影響していることが考えられる。

 また近年では、スマートフォンからの利用が増加する傾向にあり、中でも「アパレルカテゴリ」では、16年のスマホ経由のPV数が同25%増となっている。一方、「家電カテゴリ」はスマホよりもPC経由の利用が多く、PC全体のPV数も12年をピークに減少傾向にある。

 EC業界では、ネットショップへの集客やブランディング、顧客との接触などの目的でSNSを活用するショップが増えているが、「MakeShop」で構築されたネットショップの流入元についても、「Facebook」「Twitter」「Instagram」など主要SNS経由の合計PV数は、同21%増の1154万件と急増している。中でも「Instagram」は前年度の約260倍となる137万5725件に達した。

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