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Synology「RT2600ac」

国内初登場のSynology製Wi-Fiルーターがまもなく発売

2017年07月12日 22時20分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 国内市場ではSynology初となるWi-Fiルーター「RT2600ac」の予約受付が、ツクモパソコン本店でスタートした。なお発売は、当初予定の7月14日(金)から1週間延期され、21日(金)となった。予価は2万9800円(税抜)。

ツクモパソコン本店で予約受付をしているSynology初となるWi-Fiルーター「RT2600ac」

 「RT2600ac」は、NAS市場で人気のSynologyが手掛けるWi-Fiルーター。Qualcomm製の1.7GHzデュアルコアプロセッサーを搭載し、MU-MIMOをサポートする802.11ac wave2に対応。最大で100台同時接続に対応する。また、デュアルWANにも対応しており、2つのインターネット接続回線を連携し最大で2.0Gbpsの帯域幅を実現。帯域のバランシングやフェイルオーバーの設定も可能。

最大通信速度は5GHz帯1733Mbps、2.4GHz帯800Mbps。4×4 MU-MIMOやビームフォーミングをサポートする

 Synology製のNASといえば、WindowsライクなUIで各種設定が行なえる「DSM(DiskStation Manager)」が特徴の1つ。「RT2600ac」では、似たようなコンセプトの「Synology Router Manager(SRM)」を採用。初心者でも使いやすいのはもちろん、ユーザーが必要とする機能を追加でインストールできる。

リア側にはギガビット対応のWANポート×1、LANポート×4(内1ポートはデュアルWANで使用可能)、USB 2.0×1などを備える

 そのほか、VPN機能「VPN Plus」として、PPTP、L2TP over IPsec、OpneVPN、SSTP、WebVPN、独自のSynology SSL VPNをサポート。競合製品よりも多くのVPNサービスに対応しているのも特徴だ。

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