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フェリシモQ1は減収増益、定期便事業の顧客数が減少

2017年07月10日 02時16分更新

記事提供:通販通信

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(株)フェリシモが8日発表した2017年2月期第1四半期決算(3~5月)は、売上高が前年同期比7.4%減の73億3300万円、営業利益が2億4600万円(前年同期は5400万円の営業損失)、純利益は2億6000万円(前年同期は1億1900万円の純損失)となった。

新ブランド「haco!(ハコ)」など、新規事業が好調

 主力事業である定期便(コレクション)事業の構造改革や、新規事業の育成などの取り組みを実施。定期便事業では、手づくりに特化した「クチュリエ部門」、ヨガ気分シリーズなどを展開する「インナー部門」、スタイル提案型の「インテリア・収納部門」、オムニ・チャネル・マーケティングを行う「ユーモア・猫部等の部門」が、前年同期と比べて売り上げを伸ばした。一方、「ファッション部門」では、顧客の購入単価、新規復活顧客の獲得数は増加したものの継続顧客数が伸びず、売り上げが減少している。

 新規事業の分野では、ファッションブランド「haco!(ハコ)」の売り上げが伸長。「ダイレクトマーケティング支援事業」および「地域マーケティングラボ」で、ふるさと納税の返礼品をまとめた夏号カタログ「ふるさとチョイスPremium」の制作を受託。また、「eコマース運用支援事業」で、西日本旅客鉄道株式会社と提携し、海外向けインターネット販売事業新サイト「EVERYTHING FROM.JP」の運営を始めている。

 その一方で、定期便事業の延べ顧客数が前年を下回ったことなどから、グループ売上高は減少した。

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