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BenQ、米国映画業界レベルの色域を備えるホームプロジェクター

2017年07月07日 17時45分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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 ベンキュージャパンは7月7日、HLD LED技術を搭載した4K UHD DCI-P3対応モデルの「HT9050」を発表した。価格は80万円前後で、7月14日から発売。

 コントラスト比50000:1で、映画館に近い視聴体験を味わえるというホームシアタープロジェクター。さまざまなインテリアになじむとするデザインを採用し、投射位置は正面、天井正面、背面、天井背面に対応している。

左:Philips ColorSpark HLD LED技術使用 右:一般的なLED技術

 広色域によって色品質を高めるのはもちろん、スクリーンの明るさを最大限に高めるPhilips ColorSpark HLD LED技術を搭載しており、2200lmの輝度を実現しているという。また、ランプ寿命はおよそ2万時間で、長期にわたって使用可能。

 さらに独自のCinematicColor技術の組み合わせにより、Rec. 709 HDTV以上の色域を持ち、米国の映画業界におけるデジタルシネマ色域の新しい規格だというDCI-P3に対応。緑と赤をより明瞭に再現でき、精細な映画の色彩を表現可能としている。

 また、複数のパネルに内在する配列関連の問題を回避するためのDMD DLP技術によって映像の完全性と色精度を確保。ノイズ、ぼやけ、影などの発生を防ぎ、鮮明ではっきりとした映像と正確な色の再現を実現した。

 本体サイズは幅470.7×奥行き224.9×高さ564.7mmで、重量はおよそ18.5kg。インターフェースはHDMI×2、ミニD-sub15ピン、RS232c、RJ45(LANコントロールのみ)、USB Type Mini-B、12Vトリガー×2。画面サイズは95~300型、投射距離はおよそ2.4〜8.1m。

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