PCゲームを遊ぶことを主目的としているゲーミングパソコンは、快適に遊べる性能があらかじめ整えられているわけだが、CPUに第7世代「Kaby Lake」のCoreプロセッサーが搭載されたパソコンが今後スタンダードになってくる。今回紹介するドスパラの「GALLERIA GKF1060GF」も、4コア8スレッドのCPUであるCore i7-7700HQ(2.8GHz)を搭載したゲーミングノートパソコンだ。GPUにはNVIDIA GeForce GTX 1060を採用し、価格は18万5738円からとなっている。今回は、GALLERIA GKF1060GFの外観などについて紹介する。
ディスプレーが15.6型のGALLERIA GKF1060GFは、およそ幅390mm×奥行き277mmとB4よりも大きいサイズ。ノートパソコンとしては少し大きい印象だが、迫力ある画面でゲームを楽しみたいなら、ディスプレーは大きいに越したことはない。もちろんフルHD(1920×1080ドット)で表示できる。
厚さはおよそ28.8mmで、ゲーミングパソコンの中では厚い方ではないが、特に薄いという印象もない。基本的にゲーミングパソコンは持ち歩くことを前提にしていないので、厚みは気にするところではない。実際に持ってみると、少し重いなという感じだ。重量としてはバッテリーを含めて2.35kg。逆に、ゲーム中にパソコンが動いてしまってはプレーに影響が出るので、このくらいしっかりとした重みがあったほうがいい。もちろん部屋の中で移動させる程度なら問題のない重さだ。
また、底面にはすべりにくい6つのゴム足がついており、しっかりと設置してパソコンが動くことはない。ゲームに熱が入り、ついつい力が入ってしまっても、問題ないだろう。
外部出力は左右側面に集約されており、USB 2.0端子、USB 3.0端子×2のほか、USB 3.1端子も用意されている。これだけあれば、周辺機器の接続も支障はでないだろう。ほかに、HDMI出力とMini DisplayPortが用意されているので、外部ディスプレーに接続して迫力ある大画面でゲームを楽しむこともできる。
左側面の外部出力端子は、有線LAN端子と外部ディスプレー用の端子の間にUSB端子が配置されるなどの工夫がなされている。この配置であれば、それぞれを接続した際に、接続部分がジャマになるということはない。なお、無線LAN(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)にも対応しているので、有線接続できない場所でもオンラインゲームが楽しめる。
次回は、GALLERIA GKF1060GFの操作感などについて解説する。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Core i7-7700HQモバイル・プロセッサー(クアッドコア、定格2.80GHz、ターボ・ブースト時最大3.80GHz、6MB L3キャッシュ、インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応) |
メモリー | 8GB PC4-19200(DDR4 SO-DIMM、4GB x2、デュアルチャネル、最大32GB)、スロット数2(空き0) |
マザーボード | HM175チップセット |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(6GB GDDR5)+インテル HD グラフィックス630(NVIDIA Optimus テクノロジーによる切り替えに対応) |
ストレージ | 250GB SSD+1TB HDD(5400rpm、2.5インチ、SATA 6Gb/s接続) |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
サウンド | オンボードHDサウンド、ステレオスピーカー内蔵 |
有線LAN | 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T LAN |
無線LAN | IEEE802.11 ac/a/b/g/n |
接続端子 | USB 3.1端子、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、SDカードリーダー、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、HDMI端子、Mini DisplayPort |
内部I/O | SATA 6Gb/s 1基、M.2 SSD SATA 1基 |
電源 | 約2.7時間(リチウムイオンバッテリー) |
サイズ | およそ幅390mm×奥行277mm×高さ28.8mm |
重量 | 約2.35kg(バッテリー含む) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |