ポイントその2:「デスクトップPCとノートPC」
ゲーミングPCにもデスクトップタイプとノートタイプがある。デスクトップPCはゲーミングに最も適しているがそのぶん巨大であり、設置スペースを確保できるのかが重要だ。また、別途液晶ディスプレーやキーボードも必要になる。ノートPCは設置スペースを少なくできるほか、ディスプレーやキーボードも一体化しているため、準備にかかる手間は相当軽減される。そのぶん、性能はデスクトップPCよりもやや低めであることが多い。というわけで、自室に置くと考えた場合、デスクトップPCとノートPCのどちらが適しているかをまず思い浮かべてみよう。
ポイントその3:「見た目と機能とキーボード」
ゲーミングPCに共通しているのは、大人しいデザインが少ないこと。事務用PCと比べてみるとインパクトのある見た目の製品が多い。それに見合うだけの付加価値は多く、GS63VR 7RF-004JPの場合、軽量化と堅牢性を確保している。質感を高めるためにアルミニウムシャーシを採用しているほか、映り込みの少ないディスプレー、ヘッドフォンでのプレイ用に高級オーディオや業務用製品に多く採用されているESS製SABRE HiFi DAC、カラーを変更できるLEDバックライト搭載キーボードを備える。こういった普通のPCにはないプレミアムな部分がゲーミングPCの醍醐味だ。
特にキーボードはゲームのプレイ感に直結するため、打鍵感や視認性が重要になってくる。GS63VR 7RF-004JPは、ゲーミングキーボードやマウスなどで定評のあるSteelSeries製のキーボードを採用しており、軽く押すだけで反応するほか、タッチ音も静かな仕様だ。もちろん、手の大きさや好みで分かれる部分になるため、自分のフィーリングに合うのかといった部分は、しっかりと量販店などの店頭でチェックしてほしい。
また、ゲーミングノートPCのキーボードは普通のノートPCとレイアウトが異なることもある。例えばGS63VR 7RF-004JPでは、通常最下段の左サイドにある「Windowsキー」が右サイドになっている。
これはゲームプレイ中に多用する左サイドの「Altキー」や「Ctrlキー」と誤って押してしまうことを防ぐためだ。フルスクリーンでゲームを遊んでいたのに、「Windowsキー」を押していきなりデスクトップ画面に戻ると興ざめだからである。また、Windowsキーそのものを有効/無効に切り替えられるPCもあるのを覚えておこう。
なお、自分好みに合わせてバックライトのカラーを選べるのも魅力のひとつだ。自分専用機としてのカスタムを演出できるほか、ゲームでよく使うキーのエリアだけを点灯できるのもゲームプレイ向けだ。