HTCは先日「握る」という動作をフィーチャーしたフラッグシップスマホ「HTC U11」を台湾で発表したが、今度は持ち歩ける小型のVR HMD「Link」が登場した。発売日と価格は未定。HTCによると、日本だけのプロジェクトとのこと。
基本的にはハイエンドのPCを使い、空間を認識させるだけの広さが必要なVIVEに対し、LinkはPCのかわりにスマホ(HTC U11)を接続し、光で動きを認識させるので、VIVEほどの空間は必要ない。
Linkは既存のHMDのようにスマホをゴーグル部分にセットして、スマホのディスプレーをそのまま使うわけではない。USB Type-Cでスマホ(HTC U11)と接続し、HMD側にある3.6型(1080×1200ドット)AMOLEDのディスプレーに表示させるというシステムだ。
また、コントローラーの先から発せられる光(LED)を認識して動作するので、VIVEほどの空間は必要なく、センサーが設置できればどこでもVR体験ができるというメリットがある。
今後の展開は未定だが、VIVEで培った財産を使って魅力的なコンテンツを提供してくれるに違いない。
HTC「LINK」の主なスペック | |
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ディスプレー | 3.6型AMOLED |
画面解像度 | 1080×1200ドット |
サイズ | 約197.69×116.61×167.33mm |
重量 | 約554g(暫定値) ※USB(Type-C)Yケーブル含む |
視野角 | 110度 |
バッテリー | 2800mAh |
外部接続 | USB(Type-C) Yケーブル 3.5mm オーディオジャック |
同梱品 | ステレオカメラ×1 コントローラー×1 HMD用LEDマーカー×1 コントローラー用ストラップ×2 アルカリ単4電池×4本 イヤホン(対応機種 HTC U11) |