天板のレーザー刻印やキーボードバックライトが特別仕様
エンジン音も鳴る! 限定100台のメルセデス・ベンツ仕様「VAIO Z」が受注開始
VAIOは、メルセデス・ベンツ日本とのコラボ製品「Mercedes-Benz×VAIO Z」を発表しました。本日24日より受注を開始し、6月6日より順次到着となります。
ハードもソフトもメルセデス・ベンツ仕様になったVAIO Z
Mercedes-Benz×VAIO Zは、既存のVAIO Zにメルセデス・ベンツの要素をふんだんに取り入れた2in1 PC。最大の特徴は天板に施されたレーザー刻印。デザインコンセプトカー「Vision Tokyo」と「300SL」の2種類から選べて、どちらもVAIO技術者による書き下ろしイラストになります。
また、同じレーザー刻印としては、ヒンジ部の外側中央にメルセデス・ベンツのロゴマークである「スリーポインテッドスター」が施されています。これは非常に小さく、刻印作業はほぼ手作業となっているそうです。
そのほか、細かい点もメルセデス・ベンツ仕様。ヒンジ部の内側右には「Mercedes-Benz」の文字ロゴ刻印があり、タッチパッドにはスリーポインテッドスターを背面から印刷し、長く使ってもかすれないようになっています。加えて、キーボードバックライトはVAIO史上初めての青色を採用。これは、Vision Tokyoを意識したカラーリングと言えます。
ソフトウェア面での要素もあります。今回のモデルにはVision Tokyoと300SLの壁紙が2種類ずつ、合計4つの画像がプリインストールされています。
さらに、電源をオンにしたときとスリープから復帰したときには、それぞれ別のエンジン音が鳴る仕様となっています。別途設定でオフにすることも可能。どの車種のエンジン音かは非公表としながらも、メルセデス・ベンツファンなら考えを巡らせるのも楽しいかもしれません。
スペック的には既存モデルと大きな違いはなし。今回のコラボモデルはフリップタイプに限られ、クラムシェルモデルの用意はありません。「Vision Tokyo」と「300SL」それぞれに第6世代Core i5&256GBの第2世代ハイスピードSSD、第6世代Core i7&256GBの第3世代ハイスピードSSDの2種類があり、合計4種類のモデルが用意されています。
なお、販売はAmazon.co.jp内のメルセデス・ベンツ日本公式ストアのみで、VAIOストアおよびソニーストアでの取り扱いはなし。そのため、通常選択できるOSはWindows 10 Home、メモリーは8GB、キーボード配列は日本語配列、Officeの付属はなしとなっています。
価格は天板の刻印に関わらず、第6世代Core i5&256GBの第2世代ハイスピードSSDモデルが25万円、第6世代Core i7&256GBの第3世代ハイスピードSSDが28万5000円。受注数は限定100個の先着順となっているので、VAIOならびにメルセデス・ベンツファンはぜひ早めにチェックしてみてください。