Galaxy S8/S8+の有機EL基板に、カバーガラスもコーニング・ゴリラガラス
コーニングの新ガラス、サムスン有機ELディスプレーに採用
2017年05月19日 20時00分更新
コーニングは5月18日、同社のキャリアガラス「Corning Lotus NXT Glass」がサムスンのフレキシブル有機ELパネルに採用されたと発表した。同パネルは現在、「Galaxy S8」および「Galaxy S8+」で用いられている。
Corning Lotus NXT Glassは熱安定性が高く、低温ポリシリコンやTFT、有機Elなどさまざまなパネルのキャリアガラス(基板材料)に用いられる。フレキシブルな有機ELパネルに向けて、剛性とともに屈曲可能な柔軟性を備えるのが特長。高い平滑性とともに効率的なレーザー剥離が可能なUV透過率により、生産性の高いキャリアガラスとなっている。
なお、Galaxy S8/S8+ではカバーガラスとして、コーニングの強化ガラス「Gorilla Glass 5」を採用している。