NTTコミュニケーションズは5月18日、ドイツにおいて「ドイツ ミュンヘン 2 データセンター」の提供を開始したと発表した。
同社グループ企業のe-shelterを通じて提供するもの。NTT Comでは欧州6カ国でデータセンターサービスを提供しており、とくにドイツでは産業や金融など各分野において好調で、高まる需要に応じて2つめのデータセンターを開設することになった。
データセンターは、サーバールーム面積約2800m2(1100ラック相当)で、最大約5600m2まで拡張する予定という。地下の冷水を用いた冷却システム、独自プログラムによる電力使用量の制御、10社以上の通信事業者の回線を異経路で引き込むなどの設備を備える。また、重要業務は社外委託せず自社スタッフによるセキュリティ、多段階チェックの入室制限といった厳格なセキュリティ対策を採用しているという。