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クルーズ、EC事業は売上高45.6%増…SHOPLIST好調

2017年05月11日 01時05分更新

記事提供:通販通信

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クルーズ(株)が10日発表した2017年3月期連結決算は、売上高が前年比2.6%増の285億円、営業利益が同15.1%減の21億500万円、純利益が同111.3%増の32億3000万円となった。

EC事業は過去最高の売上高を記録

 ファストファッション通販「SHOPLIST.com by CROOZ」の成長でインターネットコマース(EC)事業の売上高は過去最高を記録。また、ゲームタイトルを他社に譲渡したことから、特別利益(関係会社売却益)24億円を計上したことで、純利益が倍増した。

 同社は11月に『エレメンタルストーリー』を除く全ゲームタイトルと人材を譲渡。中核事業をゲームからEC分野に転換した。EC事業の売上高は、同30.8%増の190億5879万円、セグメント利益は同45.6%増の5億4201万円となった。

 今後は、年間購入者数の増加と1人あたりの年間購入金額拡大を図り、大規模プロモーションを継続する。また、配送時間を短縮する物流強化の推進、リピーター増加施策など、サービス向上に注力する。次期の見通しについては、市場環境の変化が大きく、新規事業にも積極的に取り組んでいることなどから、数値の算出が困難とし、業績予想の開示を見合わせた。

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