ソフトバンクは、同社の2017年夏モデルスマートフォンとして「Xperia XZs」(ソニーモバイル)、「AQUOS R」「AQUOS ea」(ともにシャープ製)、そして「DIGNO G」を発表した。当記事ではXperia以外の3機種を紹介する。
ハイスピードIGZO搭載!
下り最大612Mbpsに対応の「AQUOS R」

AQUOSシリーズのハイスペックモデル「AQUOS R」。ディスプレーは5.3型のWQHD(1440×2560ドット)解像度で、省電力性能に優れるIGZO液晶を搭載。液晶テレビの技術を受け付いだ、明暗部分を細かく忠実に再現する「HDR」にも対応し、質感などを限りなくリアルに再現する。
スペックはCPUにクアルコムの最新ハイエンドのSnapdragon 835(オクタコア、2.2GHz×4+1.9GHz×4)を搭載し、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB、Wi-Fiは11acに対応、OSはAndroid 7.1.1、バッテリーは3160mAh、そのうえ防水・防塵(IPX5、IPX8/IP6X)を備えており、死角はない。シャープ謹製の「エモパー」も6.0に進化している。
カメラはアウトカメラが2260万画素、インカメラが1630万画素とセルフィー需要にも応えるスペック。どちらも画角90度の広角レンズで、広範囲の景色を入れられたり、大人数のセルフィーも撮影可能。複数の被写体の位置関係を認識することで被写体に正確にピントを合わせるマルチオートフォーカスやアウトカメラには光学式の手ぶれ補正機能も付いている。また、動画機能は4K動画の撮影にも対応した。
ネットワークはキャリアアグリゲーションと4×4MIMO、256QAMといった技術により下り最大612Mbpsを実現する。
カラバリはマーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジの3色。発売日は7月上旬を予定しており、6月16日から予約を開始する。
「AQUOS R」の主なスペック | |
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メーカー | シャープ |
ディスプレー | 5.3型液晶 |
画面解像度 | 1440×2560ドット |
サイズ | 約74×153×8.7mm(暫定値) |
重量 | |
CPU | Snapdragon 835(MSM8998) (オクタコア) |
メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部メモリー | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1.1 |
最大通信速度(下り/上り) | 612Mbps/37.5Mbps |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約2260万画素/イン:約1630万画素 |
バッテリー容量 | 3160mAh |
防水/防塵 | ○/○ |
連続待受時間(3G/LTE) | |
連続通話時間(3G/LTE) | |
カラバリ | マーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジ |
発売時期 | 7月上旬以降 |
IGZO液晶に大容量バッテリー
AQUOSのミドルレンジ「AQUOS ea」
AQUOSシリーズのハイエンドが「AQUOS R」なら、こちら「AQUOS ea」はスペックなどを抑えたミドルレンジモデル。スペックはSnapdragon 617(オクタコア、1.5GHz×4、1.2GHz×4)、メモリー2GB、内蔵ストレージ16GB、ディスプレーは5型(720×1280ドット)だが、省電力のIGZO液晶に加え3010mAhのバッテリー、一部の機能を制限して電池の消費を抑える「長エネスイッチ」のおかげで長時間駆動を可能にしている。
カメラ機能はアウトカメラが1310万画素、インカメラが500万画素だがレンズは広角なので、セルフィーも撮りやすい。防水・防塵はIPX5/IPX8の防水、IP5Xの防塵に対応しているので、水周りなどでも心配することなく仕様可能だ。エモパーも最新の6.0を搭載している。
カラバリはホワイト、ブラック、ピンクの3色。発売日は7月中旬以降を予定している。
「AQUOS ea」の主なスペック | |
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メーカー | シャープ |
ディスプレー | 5型IGZO液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約71×142×8.8mm |
重量 | 135g(暫定値) |
CPU | Snapdragon 617(MSM8952) (オクタコア) |
メモリー | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部メモリー | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.0 |
最大通信速度(下り/上り) | 187.5Mbps/37.5Mbps |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1310万画素/イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 3010mAh |
防水/防塵 | ○/○ |
連続待受時間(3G/LTE) | |
連続通話時間(3G/LTE) | |
カラバリ | ホワイト、ブラック、ピンク |
発売時期 | 7月中旬以降 |
MIL規格に対応し、3日間以上使える
超タフネススマホ「DIGNO G」
京セラのタフネススマホといえば「DIGNO」シリーズ。そのタフネスさを継承した新モデルが「DIGNO G」だ。アメリカ国防総省基準MIL-STD-810G規格に準拠した耐衝撃性能を備え、IPX5/IPX7の防水、IP5Xの防塵にも対応する。また、2300mAhのバッテリーにより、3日間以上の電池もちを実現している。
Y!mobileのAndroid One「S2」をベースにしたスマホ初心者向けモデル。初めてスマホを使う人のために、ケータイの感覚で使える「かんたんビギナーホーム」、文字入力をケータイのようなデザインに変更できる「ケータイ入力」といった機能を搭載している。最近のスマホにしては珍しく赤外線通信機能もあるので、ケータイからアドレス帳を簡単に移行できるだろう。
カメラはアウトカメラが1300万画素、インカメラが200万画素。アウトカメラには素早くピントを合わせる象面位相差オートフォーカスが搭載されているので、すばやく被写体を撮影できる。
そのほか、手袋でも操作できるタッチパネルや、歩数や消費カロリーをチェックできる歩数計機能も搭載されている。
カラバリはホワイト、ブラック、レッドの3色。発売は7月上旬以降を予定している。
「DIGNO G」の主なスペック | |
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メーカー | 京セラ |
ディスプレー | 5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約72×143×10.6mm |
重量 | 142g |
CPU | Snapdragon 425(MSM8917) (オクタコア) |
メモリー | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部メモリー | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
最大通信速度(下り/上り) | 112.5Mbps/37.5Mbps |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1300万画素/イン:約200万画素 |
バッテリー容量 | 2300mAh |
防水/防塵 | ○/○ |
連続待受時間(3G/LTE) | 約620時間/約750時間 |
連続通話時間(3G/LTE) | 約1300分/約1320分 |
カラバリ | ホワイト、ブラック、レッド |
発売時期 | 7月上旬以降 |
