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リアルタイムに位置情報をメディアに配信

NTT、世界トライアスロン横浜大会にて選手トラッキングの実証実験

2017年05月10日 18時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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ライブトラッキングシステム 実施領域イメージ

 NTTは5月10日、トライアスロン競技中の選手データをライブトラッキングするシステム導入に向けた実証実験を行なうと発表した。5月13日と14日に開催される「2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会」で実証実験が行なわれる。

 これは国際トライアスロン連合および日本トライアスロン連合と共同で行なう実証実験。選手にセンサーを装着することで位置情報や速度などを取得、データをリアルタイムに収集して各種媒体にタイムリーに配信するもの。横浜大会では、トップ選手男女のバイクとランを対象にデータ取得を行ない、配信のタイムラグなどの検証を行なう。

選手に装着する専用センサーイメージ/Wi-Fiアンテナのイメージ

 このライブトラッキングシステムはNTTグループのディメンションデータがツール・ド・フランス2016に提供したシステムを元に開発されており、2018年以降の世界トライアスロンシリーズでの導入も検討しており、2020年の東京五輪での本格実現を目標にしているようだ。

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