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各種ベンチマークを計測

40タイトル以上動作検証済みのゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER GX」の性能をチェック

2017年05月10日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「GALLERIA GAMEMASTER GX」

 高負荷なゲームでもストレスなく遊べる「GALLERIA GAMEMASTER」シリーズ。その中でも「GALLERIA GAMEMASTER GX」は、CPUにCore i7-7700(3.60GHz)、GPUにGeForce GTX1070(8GB GDDR5)を搭載したフラッグシップパソコンといえる存在だ。

 それでは実際に3Dグラフィックスを多用するゲームで遊んだ場合、どのくらい快適に動作するのか、今回は3Dグラフィックスのレンダリングやゲーム操作の快適さについてベンチマークテストを行ない、その実力を検証してみた。

総合的に性能高め!
幅広いユーザー層をカバーするゲーミングパソコン

 まずは3Dグラフィックのレンダリングなどのベンチマークテストが行なえる「CINEBENCH」。このソフトではCPU性能などを測ることができる。ベンチマークのスコアは下記のような結果となった。

OpenGLのテスト結果

CPUのテスト結果

 グラフィックスAPIのOpenGLは144.49ポイントという高いスコアとなった。以前検証したGeForce GTX1080を搭載したパソコンよりも20%以上高いスコアになったのだが、おそらくCPUの性能の差だろう。CPUの性能テストも869ポイントと、こちらも高いスコアが出ている。

 総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回はブラウジングやビデオチャットなどの通常作業のパフォーマンスを測る「Home」、3Dゲームや画像処理ソフトなどのパフォーマンスを測る「Creative」のチェックを行なった。

「Home」の結果

「Creative」の結果

 スコアは「Home」が4949、「Creative」が7778となった。こちらも文句なしのスコアで、期待通りの性能を発揮している。

Fire strikeの結果

Sky diverの結果

Time Spyの結果

 どちらの解像度も2万ポイントを超える高いスコアであり、フルHDの設定であればほとんどのゲームを快適に遊ぶことができるだろう。

 それではゲームのベンチマークで本機のパフォーマンスを見てみよう。ゲームのベンチマークではこれまでの結果を踏まえ、低品質での計測はなしとした。おなじみの「ドラゴンクエストX」ベンチマークでは、1920×1080の解像度で標準品質と最高品質で計測した。

1920×1080 標準品質 スコア20945

1920×1080 最高品質 スコア20628

 どちらの解像度も2万を超える高いスコアであり、MAXの設定でも快適に遊ぶことができる。

 比較的高いグラフィックス描画能力が求められる「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマーク。全画面表示で1920×1080の解像度で計測した。

1920×1080 標準品質 DirectX 11 スコア12788

1920×1080 最高品質 DirectX 11 スコア12487

 3Dグラフィックスで高負荷がかかるこのベンチマークテストでも、標準品質と最高品質の差はほとんどなく12000超えを記録。最高品質でプレーしても余裕だ。

 こちらも高めのグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマーク。全画面表示で1920×1080の解像度、DirectX 11で計測した。

1920×1080 高品質 DirectX 11 スコア17151

1920×1080 最高品質 DirectX 11 スコア16597

 このベンチマークテストでは標準品質を飛ばし、高品質と最高品質で計測。最高品質でも16000を超え、GALLERIAシリーズの中でも最高クラスのポイントを記録した。美麗なグラフィックスで負荷がかなり大きいこのゲームで快適に遊べるのであれば、現状発売されている他のゲームも含め、ストレスなくさくさく遊べるだろう。

 今回ベンチマークテストを行なったが、その結果をみるまでもなく、現状高性能なゲーミングパソコンの1つといえる「GALLERIA GAMEMASTER GX」。しかも、40タイトル以上のゲームの動作検証済みであり、CPUやGPUの相性などを考えずに、購入したらすぐに遊べる。ゲームで遊ぶのにどのくらいのスペックが必要なのかわからないという人から、本格的にゲームに没頭したいというヘビーユーザーまで、幅広いユーザー層をカバーするゲーミングパソコンだ。

試用機の主なスペック
CPU インテル Core i7-7700(クアッドコア、定格3.60GHz、ターボ・ブースト時最大 4.20GHz、8MB L3 キャッシュ、インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応)
メモリ 16GB PC4-19200(DDR4 SDRAM、8GBx2、最大32GB)
GPU NVIDIA GeForce GTX1070 OC 8GB(PCI Express3.0)
ストレージ 500GB SSD、2TB HDD
ディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ
有線LAN 1000BASE-T
接続端子(前面) USB 3.0端子×2、SDカードリーダー、マイク端子、ヘッドフォン端子
接続端子(背面) USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×2、DVI、HDMI、DisplayPort 3基、マイク端子、ライン入力、ライン出力、LAN 1基、PS/2端子 2基
拡張スロット PCI Express x16 1基、PCI Express x4 1基、PCI Express x1 4基
拡張ベイ 5インチ 5基、3.5インチシャドウ 5基
内部I/O SATA 6Gb/s 6基、M.2 2基
電源 800W 静音電源
サイズ およそ幅207×奥行520.7×高さ450.2mm
重量 約13.9kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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