ナーブは、自社が提供している、VRで不動産内見・接客ができる「VR内見」システムが、大和エステートが運営する不動産賃貸仲介店舗に導入されると発表した。2017年4月から随時導入が開始されている。
部屋探しには欠かせないが時間も労力も必要な内見。本システムを使えば店舗にいながら複数の物件をVRで訪問可能。
賃貸物件を探している人、不動産仲介代理店双方にとって効率的な部屋探しに貢献できる。
VRの導入により、不動産仲介代理店は、実地への移動が減少するため、移動時間・費用が削減できるほか、鍵を受け渡す工数の削減も可能。
これらを通じて接客の効率化、内見総数の増加に貢献できる。また、ユーザー満足の向上と店舗での営業活動の生産性向上にもつながる。
ユーザーはVRにより、まるで現地にいるかのような感覚で物件の様子を見られる。なお、VR内見ではCREWLと呼ばれるVR接客端末が使用される。
店舗で複数物件をVRで選別し、現地内見をする物件を絞り込むことで、部屋探しに費やす時間を短縮できる。そのほか、天候の悪い日や夕方でも明るい室内を確認できるといったメリットがある。