アクセンチュアは4月5日、同社の機械学習技術を用いてドゥカティのレースでバイクの性能向上を行なっていると発表した。
アクセンチュア・アナリティクスはMotoGP世界選手権に参戦するドゥカティ・チーム「ドゥカティ・コルセ」の公式デジタルパートナーとして加わっている。同社とドゥカティ・コルセが開発したシステムはレーシングバイクに100個ものIoT機器を装着。テストデータおよびデバイスが収集したデータを用い、さまざなコンディションでのシミュレーションや評価を進めている。
これまで、約4000のセクターと30を超えるレースシナリオを分析し、テストにおけるエンジン運転パラメータ、速度、回転数、タイヤ/ブレーキ温度などのデータを収集してバイクのセッティングを最適化。今後、MotoGPレースのプランニング、準備、テスト走行における活用を予定している。