DSDSやVoLTEにも対応! SIMフリー機初心者にも勧めやすいVAIOのAndroidスマホ
VAIO社が独自開発したスマートフォンの第2弾は、Androidスマホ「VAIO Phone A」として登場した。予想実売価格は税抜2万4800円。4月7日に発売を予定している。早速チェックしていこう。
DSDS、ドコモの4バンド、VoLTE、CAに対応
価格が手頃なのも魅力的
VAIO社のスマホと言えば、昨年発売のWindows 10 Mobileスマホ「VAIO Phone Biz」が記憶に新しいが、今回のVAIO Phone Aは筐体や多くのスペック面で共通となっており、OSがAndroidになったバージョンと考えるのが自然だ。とはいえ、後述するようにネットワーク面が充実して、このデザイン。それでいて税抜2万4800円というのは非常にお手頃と言える。
そのスペックは、CPUにSnapdragon 617(1.5GHz+1.2GHz、オクタコア)、フルHD解像度の5.5型液晶、3GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、2800mAhバッテリー、Android 6.0など。基本的にはミドルクラスと言える。
注目したいのはネットワーク周り。まずはVAIO Phone Bizでは対応していなかった4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)が利用可能。DSDS対応自体は珍しくはなくなってきたが、この価格帯の端末としては貴重だ。ただし、microSIM+nanoSIMのnanoSIM側はmicroSDと排他の仕様になっている。
また対応周波数では、1.5GHz帯を含む、ドコモLTEの4バンドに対応しているのはうれしい点。2波のキャリアアグリゲーションやドコモのVoLTEも利用可能である。つまり、ドコモSIMとの相性は高いと言える。
さらにはVAIOブランドやアルミ削り出しのデザインが魅力的で、しかも2万円台の価格となると、格安スマホ/SIMフリースマホ初心者にとっては選びやすい1台と言える。スマホに詳しい層にはOSがAndroid 6.0、指紋センサーがない、ストレージが16GBである、といった弱点も気になってしまうが、そのへんは価格とのバランスで判断するといいだろう。
VAIO「VAIO Phone A(VPA0511S)」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約77×156.1×8.3mm |
重量 | 約167g |
CPU | Snapdragon 617 1.5GHz+1.2GHz(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 6.0 |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:5メガ |
対応ネットワーク | LTE:バンド1/3/8/19/21 W-CDMA:1/5/6/8/11/19 |
DSDS(4G+3G) | ○ |
CA対応 | ○(2CC) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
バッテリー容量 | 2800mAh |
SIM形状 | micro+nanoSIM |
USB端子 | microUSB |
カラバリ | シルバー |
価格(税抜) | 2万4800円 |