薄型ボディーにデュアルカメラと大容量バッテリーを搭載した、国内未発売のASUS製スマートフォン「ZenFone 3 Zoom(ZE553KL)」がアキバ店頭に入荷した。取り扱っているのは、イオシス アキバ中央通店などのイオシス各店で、価格は6万7800円だ。
本機は1月の「CES 2017」に合わせて発表された、「Zenfone Zoom」の後継モデルにあたる新世代のカメラ特化スマートフォン。1200万画素のメインレンズと1200万画素のズーム用レンズを組み合わせたデュアルカメラを搭載しているのが特徴だ。厚みは一般的なモデルとそれほど変わらないが、2.3倍の光学ズーム撮影が可能だ。
カメラには、独自の「SuperPixel」テクノロジーとF値1.7の明るいレンズ、ソニー製イメージセンサーを内蔵。第2世代レーザーAF、デュアルPDAF、コンティニュアスAFを組み合わせた「TriTechオートフォーカス」に対応し、暗い場所でも瞬時にフォーカスできる。また、フロントも1300万画素と自撮り機能も強力だ。
主なスペックは、フルHDの5.5インチ有機ELディスプレー、プロセッサーはQualcomm Snapdragon 625(2GHz)、メモリー4GB、ストレージ64GBなど。OSは独自UI(Zen UI)を採用するAndroid 6.0を搭載。なお、カメラ特化の端末のため、バッテリーはこのサイズでは異例の5000mAhを内蔵している。
そのほか、通信方式はFDD-LTEバンド 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28、TDD-LTEバンド38/39/40/41などに対応。ショップの保証対象外ながら、メーカーはデュアルSIMデュアルスタンバイ対応をうたっている。