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ソニー&東大、「人間拡張学」を新設し未来の人材を育成

2017年03月13日 19時20分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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 ソニーと東京大学は3月13日、「ヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学」を東京大学大学院情報学環において、2017年4月から推進していくことで合意した。

 次世代を牽引する技術系人材の育成と強化を目的として、新たな学問領域となる。

 ヒューマンオーグメンテーション(Human Augmentation)は、人間と一体化し、人間の能力を拡張させるテクノロジーを開拓していくというもの。拡張する能力の範囲は、知覚能力・認知能力・身体能力・存在感や身体システム(健康)まで幅広くとらえている。

 人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化しあう、IoA(Internet of Abilities:能力のインターネット)という未来社会基盤の構築を視野に入れた、最先端の研究を体系化していく学問領域だという。

 寄付講座開設期間は2017年4月1日~2020年3月31日の3ヵ年度を予定している。

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