このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

新生活に!! 低価格でも後悔しない【無線LANルーター特集】 第5回

家族全員がネットを使いまくるタフな環境でもOK

11ac&ギガ光時代の新標準ルーター発見! エレコム「WRC-1900GHBK-S」

2017年03月21日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●村山剛史/ASCII

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

筆者の自宅で「WRC-1900GHBK-S」の実力を計ってみた!

筆者宅で速度と電波強度をチェック

 筆者宅で「WRC-1900GHBK-S」の性能をチェックしてみた。筆者のネット環境は、NTTのフレッツ光ネクストギガファミリー。ひかり電話を使用しているため、ルーターはNTT支給のものを使用し、「WRC-1900GHBK-S」はアクセスポイントとして接続している。自宅は軽量鉄骨造りで壁の内部にも金属が使われており、木造よりは電波が届きにくい仕様だ。

 速度は、Speedtest.netで計測。時間帯や利用するサーバーの負荷にも左右されるが、最もネット活動が低調になる朝方に測定したところ、ルーター近くで下りは360Mbpsオーバー、上りは480Mbpsオーバーを記録。壁1つ隔てて5mほど離れた仕事部屋でも、下りは320Mbps、上りは460Mbps近くの数字を叩き出している。速度としては上々だ。

ルーター近くでの計測。時間帯は朝方で、下り380Mbps超を記録

ルーターから5mほど離れた部屋で計測しても下り320Mbps近い数値を叩き出した

 また、iPhone(5Ghz帯)を使いつつPS Vita(2.4GHz)でnasneからのテレビ映像を流していても、テレビ映像が途切れることもなく視聴できた。

 電波強度については、Androidの電波強度チェッカーで計測。下記の通りで、約5m離れた仕事部屋と約9m離れた風呂場でも2.4GHz帯の落ち込みは低い。特性として電波があまり回り込めない5GHzは風呂場で約半分程度になったが、動画を見ていても途切れず利用できるレベルだった。

上から、ルーター近く、5m離れた仕事部屋、9mほど離れた風呂場で計測した結果。電波の特性上、2.4GHz帯のほうが落ち込みは低い

まとめ:家族で利用しても十分な速度を発揮する高性能ルーター

 「WRC-1900GHBK-S」の実売価格は、1万2000円前後。ミドルレンジの製品だが、なにしろ、セットアップが簡単なので、初心者でも導入しやすいのが特徴。それでいて、性能面もデュアルコアCPUやハードウェアNAT搭載で、家族みんなで使っても速度の落ちを抑えられる性能を持ち合わせており、ネット環境を見直したい人にはオススメの1台と言えよう。

 この手の製品で、意外と見落としがちなのがサポート体制。エレコムのサポートは、北海道に拠点があり、サポートダイヤルで親切丁寧に教えてくれる。また、サポートに寄せられた質問を基に公式サイトでQ&A情報を随時掲載。サイトへ行けば、同じ悩みに対する答えが掲載されている可能性が高い。

北海道のサポートセンターは、エレコム製品すべてを扱っている

サポートサイト「えれさぽ」は、質問によっては図入りで丁寧に解説している

一人暮らしで身の丈コスパを求めるなら「WRC-1167GHBK-S」

 今回紹介した「WRC-1900GHBK-S」と比べるとスタンダードモデル相当にあたる「WRC-1167GHBK-S」は、CPUがシングルコア、アンテナ数が2×2、最大通信速度867+300Mbpsだが、その他の機能は「WRC-1900GHBK-S」同様で実売価格は6000円前後。一人暮らしや家族で暮らしていても同時に接続する人数や頻度が少なければ十分な性能で、コスパの高い製品だ。

外観的に「WRC-1167GHBK-S」と「WRC-1900GHBK-S」はほとんど変わらない

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事