マスプロ電工は2月23日、コダックブランドの全天球アクションカメラ「KODAK PIXPRO 4KVR360」を発表した。3月25日から予約を開始し、4月28日発売予定。税抜オンライン価格は5万9500円。
従来の「SP360 4K」は撮像素子とレンズが1つだけで、水平方向に360度撮影が可能だった。新機種は背面にもう1つカメラを搭載することで、水平/垂直で360度の撮影が可能。これによりVR動画として楽しめるようになった。
撮像素子は2068万画素の裏面照射型CMOSセンサー×2。IPX5相当の防水性と防塵性、高さ2mからの落下に耐えうる耐衝撃性、マイナス10度の耐寒性を持ち、屋外のアクティビティーでの利用も可能だ。
2つのカメラのうち、片方が4K解像度での撮影ができ、高解像度アクションカムとしても使用できる。また、もう一方は最大244度の超広角撮影が可能だ。
2つのレンズで撮影した映像は本体内でVR映像として生成でき、スマホアプリと組み合わせることで直接Youtubeなどにアップロード可能。
本体には映像確認用ディスプレーは搭載しないが、HDMI出力を備えており、テレビやモニターにライブビューを表示できる。
なお、今後のファームウェアアップデートでタイムラプス撮影やループ録画機能を追加する予定とのことだ。