マスプロ電工は10月23日、360度撮影が可能なアクションカメラ「Kodak PIXPRO SP360」など、Kodakブランドの3製品を日本で発売すると発表した。発売は11月21日となる。
SP360(予想実売価格4万5000円前後)は水平360度、垂直214度の撮影が可能な超広角レンズを搭載したアクションカメラ。アクションカメラとしてこの画角で撮影できるのは世界初だという。
本体には無線LANを内蔵し、専用アプリ「Kodak PIXPRO SP360 App」(iOS/Android用)を導入したスマートフォンから遠隔操作が可能。スマホでライブビューを確認しながら撮影できる。
動画は最大フルHD(30p)での撮影が可能。記録形式はMP4(H.264)となる。撮影した映像はスマホアプリまたはPCソフトで確認でき、通常の「FRONT」モード以外に「ROUND」モードとして8種類の表示ができる。
このほかの撮影機能としては、動体検知撮影やタイムラプス撮影、ループ録画などが可能だ。
撮像素子は有効1638万画素の1/2.33型CMOSセンサーを採用。本体はIPX5相当の防水(生活防水)と2mからの落下に耐えうる耐衝撃性、IPX6相当の防塵性、マイナス10度までの耐寒性を持ち、別売の防水ハウジングを用いれば水深60mでの撮影も可能だ。
本体にはネジ穴があり、3脚に固定可能。さらに、ヘルメットや自転車のハンドル、スケボーなどの平面、自動車のフロントガラスなどに装着できる多数のマウントアダプターを別売で用意する。ただし、一部のマウントアダプターはそのまま装着できず、別売の標準ハウジング、または防水ハウジングが必要となる(これらの価格は未定)。
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