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360度撮影できる! Kodakのフィルム箱みたいなアクションカム登場

2014年10月23日 17時37分更新

文● ハシモト/ASCII.jp編集部

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Kodakのフィルム箱をイメージしたという「Kodak PIXPRO SP360」の外観

Kodakのフィルム箱をイメージしたという「Kodak PIXPRO SP360」の外観

 マスプロ電工は10月23日、360度撮影が可能なアクションカメラ「Kodak PIXPRO SP360」など、Kodakブランドの3製品を日本で発売すると発表した。発売は11月21日となる。

 SP360(予想実売価格4万5000円前後)は水平360度、垂直214度の撮影が可能な超広角レンズを搭載したアクションカメラ。アクションカメラとしてこの画角で撮影できるのは世界初だという。

幅41.1×奥行38×高さ50mmというコンパクトな本体。重量は103g

幅41.1×奥行38×高さ50mmというコンパクトな本体。重量は103g

本体側面には最小限の操作ボタンを装備する

本体側面には最小限の操作ボタンを装備する

電池室は底面にある。約160分の録画が可能だ

電池室は底面にある。約160分の録画が可能だ

三脚穴とmicroUSB、microHDMI端子を装備。その下にはマイクを内蔵

三脚穴とmicroUSB、microHDMI端子を装備。その下にはマイクを内蔵

ディスプレーはインジケーター表示用でライブビューはスマホなどで確認する。NFCにも対応

ディスプレーはインジケーター表示用でライブビューはスマホなどで確認する。NFCにも対応

スマホで録画操作および撮影動画の確認が行なえる

スマホで録画操作および撮影動画の確認が行なえる

 本体には無線LANを内蔵し、専用アプリ「Kodak PIXPRO SP360 App」(iOS/Android用)を導入したスマートフォンから遠隔操作が可能。スマホでライブビューを確認しながら撮影できる。

表示モードは全10種類

表示モードは全10種類

「FRONT」モードは4:3または16:9の撮影が可能

「FRONT」モードは4:3または16:9の撮影が可能

球状に表示する「GLOBAL」モード

球状に表示する「GLOBAL」モード

横長に表示する「PANORAMA」モード

横長に表示する「PANORAMA」モード

180度ずつ2分割して上下に表示する「SEG」モードと、90度ずつ4分割して表示する「QUAD」モード

映像を筒状に表示する「RING」モードと、ドーム状に表示する「DOME」モード。どちらも3D表示で、アングルをグリグリと変えられる

 動画は最大フルHD(30p)での撮影が可能。記録形式はMP4(H.264)となる。撮影した映像はスマホアプリまたはPCソフトで確認でき、通常の「FRONT」モード以外に「ROUND」モードとして8種類の表示ができる。

 このほかの撮影機能としては、動体検知撮影やタイムラプス撮影、ループ録画などが可能だ。

 撮像素子は有効1638万画素の1/2.33型CMOSセンサーを採用。本体はIPX5相当の防水(生活防水)と2mからの落下に耐えうる耐衝撃性、IPX6相当の防塵性、マイナス10度までの耐寒性を持ち、別売の防水ハウジングを用いれば水深60mでの撮影も可能だ。

防水ハウジングを装着したところ

防水ハウジングを装着したところ

アクションカムらしく多彩なアクセサリーを用意

アクションカムらしく多彩なアクセサリーを用意

 本体にはネジ穴があり、3脚に固定可能。さらに、ヘルメットや自転車のハンドル、スケボーなどの平面、自動車のフロントガラスなどに装着できる多数のマウントアダプターを別売で用意する。ただし、一部のマウントアダプターはそのまま装着できず、別売の標準ハウジング、または防水ハウジングが必要となる(これらの価格は未定)。

次ページへ続く、「Kodakブランドのミラーレス一眼も登場

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