シャープは2月23日、4K Blu-rayこと「Ultra HD Blu-ray Disc」(UHD BD)の再生が可能なBlu-ray Discレコーダー3モデルを発表した。いずれも発売は3月24日の予定。UHD BD対応モデルをリリースするのは、国内メーカーとしてはパナソニックに次いで2社目となる。
ラインナップは、3TB HDD内蔵モデル「BD-UT3100」(予想実売価格 13万円前後)、2TB HDD内蔵モデル「BD-UT2100」(同11万円前後)、1TB HDD内蔵モデル「BD-UT1100」(同10万円前後)で、HDD容量以外のスペックは同じ。トリプルチューナー搭載のBDレコとなる。
UHD BDに対応するため、新開発の画像処理エンジン「4KマスターエンジンBD-PRO」を搭載。地上波などの2K放送の映像も4K60pにアップコンバートして出力する。
一方で高速処理も実現しており、従来機よりも再生開始時間や動作の処理が高速になっている。
また、BDドライブも新開発のものを採用。防振や防音効果のあるスタビライザーを搭載することで、ドライブの最高回転速度を4000rpmから5000rpmに向上している。
BDレコーダーとしての機能はほぼ従来のモデルを踏襲する形となる。しかし、番組表が4K解像度となっており、細かく繊細な文字表示が可能。このため、表示チャンネル数も最大17チャンネルまで同時に表示できる。
また、裏番組を表示する機能では、Gガイドから番組イメージや出演者の顔写真を取得し、表示する機能を搭載。ただし、写真表示はネット接続していることが条件となる。
ドラマ/アニメ/バラエティーの新番組を自動録画する「ドラ丸」や、シーンのサムネイルを表示して見たい場面をすぐに選べる「見どころポップアップ」といった機能は従来通り搭載するが、それらに表示されるサムネイルが従来機の4倍の解像度となり、4Kテレビでも見やすくなっている。
HDRは「HDR 10」に対応。ネット動画サービスは「アクトビラ」のみ利用可能となっている。