ソニーの持つアニメなどのIPを活用してVRコンテンツに
ソニー・ミュージックエンタテインメント、VRコンテンツ制作のハシラスと資本・業務提携
2017年02月20日 19時56分更新
ソニー・ミュージックエンタテインメントは、乗馬レースを体験できる「Hashilus」などを制作した体験型VRコンテンツ制作会社のハシラスと、資本提携並びに包括的業務提携を実施したと発表した。
今回の資本・業務提携によって、ソニー・ミュージックエンタテインメントが持つアニメ・音楽・キャラクターなどのIP(知的財産)を活用して新たなVRコンテンツを制作することができるようになった。これによって、アニメや映画のワンシーンに入り込んだようなVRを創造し、これまでにない体験を生み出すことが可能だ。
そして、こうしたVRコンテンツによる体感エンタテインメントを、日本だけでなく海外でも事業展開し、VRヘッドマウントディスプレイによるVR映像と、ライドや武器といったアトラクション設備機器を連動させる、ロケーション・ベースVR市場の拡大を目指すとのことだ。
なお、アメリカ・テキサス州オースティンで開催される世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバルのSXSW2017(サウス・バイ・サウスウェスト)で、今回の業務提携によって開発されたアトラクションを展示する。VRの中で宝探しをする新コンセプトのアトラクション「ゴールドラッシュVR」だ。これを、3月12日~14日の期間、展示・公開するとのこと。