レノボがゲーミングブランドRazerとコラボしたゲーミングデスクトップ「ideacentre Y900 RE(Razer Edition)」がヤバい。本機はオーバークロック対応のCPU「Core i7-6700K(4コア/8スレッド 4~4.2GHz)」、NVIDIAのGTX1080を備えたVR Readyでもある高性能機だ。
「ideacentre Y900 RE」の主なスペック | |
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CPU | Core i7-6700K(4コア/8スレッド 4~4.2GHz) |
グラフィックボード | GeForce GTX1080(8GB) |
メモリー | 16GB(DDR4 PC4-17000) |
ストレージ | 256GB SSD+2TB HDD |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0 |
サイズ/重量 | 約206(W)×503(D)×478.9(H)mm/約18.2kg |
ideacentre Y900 REはゲーミング周辺機器メーカーとして人気の高いRazerとのコラボのため、ゲーミングキーボード「Razer BlackWidow Chroma」とゲーミングマウスの「Razer Mamba Tournament Edition」を同梱。独自アプリ「Lenovo Nerve Center」から調整することでケース、キーボード、マウスのライティングをゲームに合わせてリンクさせたりが可能。そのほか、バーチャル7.1chサラウンドやターボ機能によるオーバークロック、ゲーム有線のネットワーク管理などが簡単に行なえるため、ゲーミングPCを初めて購入するといった人にもオススメだ。
Razer BlackWidow ChromaはRazer Greenキー採用のメカニカルキーボード。キーピッチは19ミリ。3.5mmステレオミニ入出力とUSBポートを備え、PCからヘッドセットやマウスをケーブルで延ばしづらい場合に重宝する。Razer Mamba Tournament Editionは16000DPIと高い精度を誇るゲーミングマウス。両端のラインやマウスホイールが美しく光る点も所有欲をそそる。
ストレージは256GB SSDに2TB HDDと、ストレスのない速度と、ゲームプレイ動画も十分に録画できる保存容量を備え、長く快適に使える性能を有する。
ideacentre Y900 REはVR Readyを謳っており、スペックもVRを余裕でプレイできる高い性能を有する。VRヘッドマウントディスプレー(VRHMD)はHDMIや複数のUSB3.0が必要になったりと、インターフェースの空きが問題となる。その点ideacentre Y900 REはHDMIこそひとつしかないが、外部出力とUSBポートも多く、VRHMDの利用にも困らない。
ideacentre Y900 REは非常に高性能なため、液晶3枚使用した3画面出力でも快適だ。実際に本機に最適なRazerコラボであるG-SYNC対応フルHD27インチ曲面液晶「Lenovo Y27g REカーブドゲーミングモニター」(直販価格9万9360円)を3枚並べてFF14をプレイ。カーブを描く曲面液晶を3枚並べると、左右広く囲まれるような感じで映像が表示され、高い没入感と迫力を得られる。GTX1080を搭載するため、解像度がフルHDであれば60fpsを維持し、遅延もなく快適にゲームプレイが可能。見渡す限りの映像美は3画面出力ならでは。もちろん、1台でも一般的な液晶よりも自分に向かってくるような迫力をやや感じる。3画面出力だとトータルコストがPCと合わせて50万円以上となるため、おいそれとオススメできないが、ゲームに集中して思う存分に楽しむならアリだろう。
(提供:レノボ)