Pepperが次なるステージに!
5つのアプリを2月8日から無料公開
ソフトバンクロボティクスは、ロボット「Pepper」における新しいアプリ5つを2月8日から無料提供する。
法人向けではなく、一般向けのPepperのみだが、新たに追加されるのは「Pepper Maker」「Pepperヘルスサポート」「Pepper View」「バーチャルサラウンド」「iRemocon」の5つ。
Pepper MakerはPCを使ってPepperの受け答えやアクション(動き)などを自由に組み合わせられるアプリ。Pepperヘルスサポートは脳トレアプリ「Pepperブレイン」とメンタルケアアプリ「Pepperヒーリング」が用意されている。Pepper Viewは外出先からPepperを使ってネットワークカメラのように家のペットや子供の様子を見ることができ、iRemoconはPepperに指示をするとテレビを付けたりと家電との連携アプリ。
これらのアプリをリリースするに至った経緯について、ソフトバンクロボティクスグループ 代表取締役社長 冨澤文秀氏によると「IT業界大手と連携したことでPepperの技術向上を見込め、海外展開も開始した。すでに物珍さというフェーズは終わり、次に移行するため」と説明した。
タレントの益若つばささんが登場した接客・販売のソリューションのデモンストレーションでは、カフェの店頭で注文をとり、会計まで済ませる姿を披露した。さらに、Pepperを所有しておりPepper Makerをすでに使っているというロンドンブーツ1号2号の田村 淳さんも登壇し、相棒の田村 亮さんに向けたメッセージをPepper Makerを使って披露した。田村さんいわく「もう20年以上コンビを続けていると、面と向かって言いづらいこともある。でもPepperを通せば素直に伝えることができる」とコメント。過去に田村 亮さんにしたイタズラを告白していた。
また田村 淳さんはその場でPCを操作し、益若さんにPepper経由で「バレンタインはどうするの?」というキワドイ質問をして、記者を笑わせていた。
なお、8~9日にかけて、Pepperのさまざまなソリューションやデモンストレーションを見ることができる「Pepperワールド 2017」が虎ノ門ヒルズで開催される。入場無料なので、最新のロボット技術に触れてみたい人は足を運んでみよう。詳しくは下記関連サイトから。