すぐ使いたいなら切替手続きは18時までに!
数日後、SIMが届いたら早速、変更手続きを行なう。OCN モバイル ONEの説明では切替には2時間くらいかかるとしているが、実際にはもっと短い。
筆者の場合は、1時間以内に完了していた。
それよりも、注意しなければならないのは、18時までに手続きを行なわないと翌日の処理になるということ。
SIMが届いたので夜にゆっくり手続きをしようと思っていると、一晩足止めを食らってしまう。18時以降の場合は翌日の午前中に手続きが完了するとしている。
切替処理が終わったあと、つまり元の回線が使えなくなってから新しいSIMをスマートフォンなどに差して設定する。音声通話やSNSだけならSIMを差せば設定なしでも使いはじめられるが、データ通信部分はいわゆるAPN設定を行なう。
最近の国内向けに販売されたSIMフリースマートフォンでは、主要な格安SIMの設定が入っていることもある。筆者の手持ちの「ASUS ZenFone 3」について言えば、自動的に設定され、すぐに使いはじめることができた。
また、ドコモからの乗り換えならスマホを新調せずにそのままSIMの差し替えで利用可能だ。
これでもう使いはじめられるが、音声通話の発信がある場合。もうひとつ大事な設定が残っている。
「OCNでんわ」アプリをインストールする
別途オプションで月額850円で10分までの定額通話ができる「10分かけ放題オプション」がある「OCNでんわ」のアプリのインストールを忘れてはならない。
基本的にこのアプリを使って発信しないとかけ放題の対象とならない。また、オプションを申し込まない場合でもアプリ経由で発信すれば「OCNでんわ」となり、通常の半額となる30秒で10円という通話料にある。
このオプションは、1月までは5分までのオプションで、キャンペーンで10分まで適用となっていたが、2月1日からはオプション料金そのままで10分に延長され、名称も変更となった。
実はキャンペーンが行なわれていた際に、もしかしたら2月以降もキャンペーンが延長されるか、オプションのサービス内容が変わると密かに期待していたが、予想どおり10分になったものだ。10分だからOCN モバイル ONEを選んだわけではないが、うれしい誤算だ。
なお、OCNでんわを実現するには、「プリフィックス」という仕組みを使う。電話番号の前に特定の数値を付けてダイヤルする仕組みだが、2月1日からその番号が変更になっている。アプリは更新されているので、手動で番号を付けて使っている場合は注意が必要だ。
月額2649円で10分かけ放題とデータ通信が実現
OCN モバイル ONEを申し込むにあたって選んだプランは1日110MBのコース。音声通話付きで月額1600円、これに「10分かけ放題オプション」を追加し、さらに必ずかかるユニバーサルサービス料3円を追加して、消費税を付けると2649円。
今のところ、乗り換え費用まで含めるとかなり好条件のスマートフォン環境ができたと思っている。
高額な違約金なしで乗り換えられるまで6ヵ月あるが、しばらくはこれで使おうと思っている。この回線の乗り換えを検討するのは次回は6ヵ月後だ。
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