UQコミュニケーションズは都内で記者説明会を開催し、au MVNOのモバイルサービス「UQ mobile」向けの新端末として、スマホ2機種、ケータイ1機種を追加した。
スマートフォンは京セラ「DIGNO W」(3月上旬以降発売予定)、ZTE「BLADE V770」(2月下旬以降発売予定)。
DIGNO Wは、HD解像度の5型液晶を搭載するミドルクラスの端末で、防水・防塵のみならず、泡ハンドソープで洗うことにも対応した端末。その特徴からもわかるようにau「rafre KYV40」と共通の仕様となっている部分が多い。主なスペックはCPUにSnappdragon 430、2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、3000mAhバッテリー、Android 7.0など。ワンセグ、おサイフケータイにも対応している。カラバリはブルー、ホワイト、ピンクの3色。
BLADE V770は、フルHD解像度の5.2型液晶、オクタコアのSnapdragon 617を搭載するほか、サウンドに注力するなど、シンプルながら、もうワンランク上の性能を持つ端末。他のスペックは2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、2540mAhバッテリー、Android 6.0など。
ケータイはスマホベースの京セラ「DIGNO Phone」(2月下旬以降発売予定)。従来のケータイと同じスタイルを採用する折りたたみ型端末で、京セラ独自の「スマートソニックレシーバー」を搭載する。通話はもちろんVoLTE対応で、防水・防塵、赤外線、ワンセグ、おサイフケータイ、テザリングの各機能にも対応する。
このほか、新プランとして「おしゃべりプランL」「ぴったりプランL」を追加する(ともに利用開始から13ヵ月は税抜月4980円、以降は税抜月5980円、2年契約)。これは従来プランの上位に適用されるもので、ともに通信量は月14GB(利用開始から25ヵ月間、以降は月7GB)。「おしゃべりプランL」は1回5分までの国内通話定額、「ぴったりプランL」は7200円分の無料通話が含まれる。
WiMAX 2+ルーターも2機種追加
au 4G LTEが使えるオプションを今夏に無料化の方針
また、UQ WiMAX 2+のサービスでは、下り最大440Mbps対応のモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04」、据置型ルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」を追加。
また、WiMAX 2+に加えて、au 4G LTE網を利用できる「LTEオプション」(税抜月1005円)について、現在は指定の固定回線とセットで申し込める「auスマートバリュー mine」のユーザーに限定して無料にしているが、今夏にこれを拡大する予定であることを公表した。
発表会の模様については、後ほどお届けする。