2017年も注目はSIMフリースマホ! 人気端末全カタログ 第2回
オクタコアCPUや指紋センサーはもはや常識、DSDS対応モデルも増加中
3~4万で十分以上の性能! 人気SIMフリースマホ全紹介 【ミドルハイ編】
2017年01月09日 12時00分更新
片手で持ちやすい5.2型+DSDS対応などが魅力
ZTE「AXON 7 mini」
ZTEのフラグシップ機「AXON 7」の下位モデル。ディスプレーは5.2型で(フルHD解像度の有機EL)、横幅は71mmと最近では比較的コンパクトな部類に入るだろう。
イオンゴールド、クオーツグレーの流麗な美しいメタル筐体はAXON 7と同じ。CPUはSnapdragon 617(AXON 7はSnapdragon 820)となるものの、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(8メガカメラ)と十分な性能に加えて、キャリアアグリゲーション/DSDS対応はAXON 7と同等。もちろん背面にはタッチ式の指紋センサーもあるので、これで4万円弱の価格はなかなかコスパに優れている。
5万円台で購入できてMoto Modsも使えるお手頃モデル
「Moto Z Play」
フラグシップ機のMoto Zに対して、価格はもう少しお手頃にしつつ(税抜5万3800円)、Moto ModsなどのMoto Zシリーズの機能が利用できるというモデルが「Moto Z Play」だ。
スペックは、フルHD解像度の5.5型有機EL、オクタコアのSnapdragon 625、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(イン5メガ)と、ミドルハイ~フラグシップ級となるが、Moto Zと同じくDSDSに対応。しかも、microSDスロットと別にnanoSIMスロット×2が用意されているのは本機ならではの特長(Moto Zを含めたDSDS対応機の大半は、SIMスロットの1つはmicroSDと排他仕様)。また厚さは6.99mmになってしまうものの、決して分厚いわけではなく、それでいてバッテリーは3510mAhとかなりの大容量である。
スペックを考えると価格は若干高めな印象があるが、モトローラらしさがしっかりあるデザインに加えて、Moto Modsの拡張性はやはり魅力的だ。
ミドルクラスでもモトローラらしさはあり!
国内初のDSDS対応が話題となった「Moto G4 Plus」
モトローラのSIMフリースマホは、上位にフラグシップ級の「Moto Z」「Moto Z Play」があるが、こちらは3万円台のミドルレンジ機。流行のメタル筐体の薄型ボディーではなく、押し出しがやや強いデザインに背面はビニールっぽい素材を用いるなど、この独自の世界がモトローラ端末らしさだ。
スペックはフルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 617、3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリーなど。防水には非対応だが、撥水レベルには対応するという。また、UI的にはほぼ素のAndroidに近く、Android 7.0への早めのアップデートが期待できる点も最近のモトローラ端末の特徴だ。国内では最初に4G+3GでのDSDSに対応したのも大きな話題となった。
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