6時間たっぷり生放送!ゲストも多数出演
ジサトラ全員集合のパソコン工房 Winter DIY festivalレポート&早組みPC視聴者プレゼントのお知らせ
2016年12月20日 17時41分更新
12月17日に、秋葉原ラジオ会館10Fにあるイベントスペースで「パソコン工房 Winter DIY festival supported by ジサトラ」が開催されました。12時から18時までニコニコ生放送とYouTube Liveで、ジサトラとしては年内最後の生放送をたっぷりお届けしました。会場に遊びにきていただいた皆様、ご覧になっていただいた皆様、ありがとうございました!
パソコン工房 Winter DIY festival supported by ジサトラでは、ステージイベントのほか、NVIDIAやASUS、IN WIN、Cooler Masterなど各協賛メーカーの展示ブースを設置し、HTCのVIVEや湾曲ディスプレーでのゲームプレイ、メモリー早差しタイムアタックなどが体験できました。
生放送は、ジサトラのボスことカクッチと、ジサトラ見習いのつばさの2人でスタートし、展示ブースをレポート。VIVEの体験コーナーにはVRのスペシャリストことジサトラハッチ、ASUSとIN WINのコーナーにはジサトラショータ、Cooler Masterのコーナーには“PCの変態”ことドリル北村、メモリー早挿しタイムアタックのコーナーにはジサトライッペイと、ジサトラメンバー全員で展示ブースを紹介しました。
カクッチとゲストで
NVIDIA&ASUSのグラボを語りつくす!
ステージイベントではまず、カクッチとNVIDIAの高橋 一則氏、ASUSのPeter Chen氏が登壇。高橋氏はNVIDIAのGTX 10シリーズの魅力を、Peter氏は同社のグラフィックボード「Phoenix」シリーズの魅力について語っていただきました。
高橋氏は、GeForce GTX 10シリーズの中でもエントリーモデルのGeForce GTX 1050をアピール。GeForce GTX 1050は、GeForce GTX 650と比較して約3倍のパワーを持っており、「Grand Theft Auto V」などの海外の大作ゲームでも、設定しだいでは1920×1080ドットで快適に遊べるとのことです。しかも、価格は1万7000円前後からとお手頃なのも魅力です。大作ゲームをプレイしたいけど、お財布事情が……という人は、GeForce GTX 1050にしてみてはいかがでしょうか。
Peter氏は、Phoenixシリーズの堅牢性をアピール。本社で検証する以外に日本で日本人による検証も実施しているとのことです。また、ヒートシンクの下にフィルターを採用しているのも特徴で、これが発火の原因となるホコリなどが基盤にくっついてしまうのを防ぐ役割を果たし、さらに掃除しやすい仕様になっています。そのほか、GPUに負荷がかかってしまうので、Phoenixシリーズはオーバークロックしないモデルで統一されています。日本のユーザーのためにこだわりぬかれたPhoenixシリーズ、オススメです。
ショータがハッチに下克上!
自作PC早組み対決は思わぬ展開に!
続いて実施されたのが、ジサトラのフレッシュスムージーことショータが、ハッチに挑戦状を叩きつけた「ショータがハッチに下剋上!PC早組み対決2016冬の陣」。編集部で席が隣どうしの2人ですが、今回ばかりは敵どうし。ジサトラハッチは「手が震える……」と緊張気味でしたが、自前のドライバーを持ってくるなどやる気満々。対決が始まると真剣そのもでまったくしゃべらなくなり、ショータに「ハッチさんしゃべってくださいよ!」とツッコまれていました。
対するショータは、審判のイッペイとトークしながら着々とPCを組み立てていきます。今回の自作PC早組み対決の難関は、パーツに簡易水冷のCPUクーラーが含まれているという点。この簡易水冷にはどちらも苦戦していました。
序盤は、ショータはケースから、ハッチはマザーボードなどパーツから手をつけました。途中まではほぼ同じくらいの早さで組み立てていきましたが、ハッチがスペーサーが足りないという致命的なミスを犯してしまいます。対するショータは、黙々と、着々と組み立てていき、イッペイも脅威を覚えるくらいの速さでくみ上げてしまいました。ハッチは焦ったのか汗がとまらず、つばさが汗を拭いてあげるなど、組み立てというより手術みたいな状況に。健闘むなしくタイムアップとなってしまいましたが、途中でミスがなければこちらも結構早かったです。ちなみに、勝者となったショータが自作したPCは来場者に、ハッチが自作したPCは視聴者にプレゼントされることになりました。なお、視聴者プレゼントは以下のURLリンクの応募ページからご応募ください。応募にはステージ中で発表されたキーワードが必要になりますのでご注意を。
『パソコン工房 Winter DIY festival』ニコ生&YouTube視聴者プレゼント
https://ascii.jp/elem/000/001/404/1404292/index.html
応募締め切り:2016年12月27日23時59分
※番組中に出てくるキーワードが必ず必要です。
※賞品の発送は2017年1月下旬~2017年2月上旬を予定しております。到着までしばらくお待ちください。
油まみれ! 林提督がスティックPCの3分クーリングを解説!
続いて、ドリル北村がゲストに油没冷却の第一人者の林提督を迎えた「林提督流!スティックPC 3分クーリング!」を実施。スティックPCを油没冷却するときのコツや、どの油がいいかなど、マニアックなトークが満載でした。ちなみに、林提督の一番のオススメは、やはりサラダ油とのことです。
また、その場で実際に油没も披露。なぜか釣りのおもちゃを大量に浮かべて遊ぶ林提督でしたが、しっかりと起動しました。完全に自己責任となりますが、ASCII.jpにも特集を掲載しているので、勇気がある人はそちらを参考にしながら試してみてはいかがでしょうか。
マシンの性能の差でどこまで戦える?
NVIDIAのnoppo氏
とタイタンフォール2でバトル!
カクッチとショータがゲストにNVIDIAのnoppo氏をゲストに迎えて実施した「スペックは腕前を凌駕するのか??ジサトラPCゲーミング対決」では、圧倒的なスキルにマシンの性能で立ち向かうという企画を開催。使用したタイトルは「タイタンフォール2」で、過去FPSゲームの世界大会にも出場経験があるプロのnoppo氏にGeForce GTX 660搭載PCを使用してもらい、GeForce GTX1060で勝負を挑みました。
まずはショータとカクッチで予選を開催。スキル差なのか上下関係なのかは不明ですが、ショータがGeForce GTX 660搭載マシン、カクッチがGeForce GTX 1060搭載マシンで対決しました。ヌルヌルと動くGeForce GTX 1060に対し、水辺など処理が重いと思われる場所に行ってしまうとガクッとフレームレートが落ちてしまうGeForce GTX 660搭載マシン。編集部の中では凄腕なショータでも、このハンデにはかなわず、カクッチが勝利しました。
そしてメインイベントのカクッチ VS noppo氏が開戦。おなじようにガクガクのGeForce GTX 660マシンに戸惑うnoppo氏でしたが、「さすがはプロ!」といえる貫禄のプレイでカクッチを撃破しました。カクッチは「マシンの差とはいえ、noppo氏を何度か倒すことができてすごくうれしい!」とコメントしていました。正直、うらやましかったです。
ジサトラメンバー全員集合! 2017年のPCパーツを大予想!
イベント終盤には、ジサトラメンバーが全員集合し「ジサトラ座談会 ~2017年のPCパーツ予想~」を開催。2017年に登場するであろうPCパーツを全員で予想し合いました。CPUやGPU、ストレージ、メモリー、PCケースなど、各担当が2017年はどうなるかを予想し、さらに長年秋葉原でパーツショップを取材しているドリル北村が、秋葉原のパーツショップ視点での予想も加え、これからPCパーツがどうなっていくのか知りたい人にとって、見ごたえのある座談会になったのではないでしょうか。
最後には、パソコン工房主催で開催したPCフォトコンテスト(P1GPリターンズ)の結果発表を実施しました。皆さん凝りまくった自作PCを披露していて、中にはこれプロの仕業やろ……と思うような作品もありました。
PCフォトコンテンストのノミネート作品
PCフォトコンテストでは、応募作品の中からパソコン工房賞(15.6型液晶ノートパソコン(Stl-15HP033-C-CEM)、NVIDIA/ASUS賞(グラフィックカード ASUS STRIX GTX 1060)、アスキー賞(ノベルティ詰め合わせ)を決定しました。
特にアスキー賞を受賞したsaitoさんの曲面ワイドモニタ型PCは抜群の凝り方で、着想から設計段階などをまとめた20枚のPowerPointまで作られ、そしてそのPowerPointにはなんとジサトラのマークまで盛り込んだアスキー愛あふれる作品でした。会場にいらっしゃったご本人に許可を取り、このレポート記事にそのPowerPointを転載させていただきます。正直これで10ページの特集が作れるほど“濃い”です。ジサトラもsaitoさんに負けないよう、さらに精進していきたいところですね。
こうして6時間ぶっ通しで生放送を行なってきました。皆様いかがだったでしょうか。楽しんでいただけたのであれば幸いです。今年のジサトラによる生放送は今回で最後となりますが、来年も自作PCをできるだけ盛り上げるためにがんばっていきますので、よろしくお願いします!