Inspiron 15 5000量販店モデルの外観をチェック
真っ赤なボディーにベーシックな性能をつめこんだお手頃ノートInspiron 15 5000
2016年12月30日 10時00分更新
デルの個人向けのスタンダードノートPC「Inspiron 15 5000」は、基本的な用途にしっかり対応できる性能を持ち、多彩なボディーカラーから持つものを選ぶ楽しみもあるモデルだ。今回は、直販サイトでは選択できない印象的なカラーである「赤」を利用した、量販店販売用モデルについて紹介しよう。
艶やかな赤が印象的な量販店モデル
デルの個人向けノートPCとして展開するブランド「Inspiron」は、ベーシックモデルからゲーミングモデルまで、モバイルノートから据え置き用まで、性能面でもサイズ面でも幅広い展開を行っている。その中で「Inspiron 15 5000」シリーズは、15.6型ディスプレーを搭載した中堅どころのモデルだ。
仕事でもプライベートでもしっかり働いてもらえる性能を持ち、ボディカラーがホワイト、ブラック、ネイビー、グレーの4色から選べるという見た目にも少しこだわりたい人が満足できそうなモデルだが、今回紹介するのはケースカラーが赤のモデルだ。こちらはデルの直販サイトからではなく、量販店で購入できる量販店専用モデルとなっている。
Inspiron 15 5000のトップカバーは艶やかな赤で、本体側面から底面にかけては艶を抑えた赤を採用。ヒンジのカバー部も赤いから、閉じて持つとトーンの差はあれども全体が真っ赤というイメージだ。カラーが選択できるモデルでよくある、トップカバーだけ鮮やかなカラーで底面側は地味な色というものではなく、見た目が鮮やかだ。
Inspiron 15 5000のディスプレーを開くと、ディスプレーベゼル部分はマットブラックで、パームレストのあたりはガンメタリックになっている。外側とは違ってシックな色で、利用中は目にうるさいということもない。なかなか格好のよい色合いだ。キーボードはアイソレーションタイプでテンキーつきで、派手な外観の割に内側はかなりしっかり作業できそうな雰囲気だ。
DVDスーパーマルチドライブと有線LAN端子も搭載でインターフェースに不足なし
本体サイズは幅390×奥行き259×高さ23.3mmで、重量は約2.32kg。15.6型ディスプレー搭載モデルとしては少し薄めという程度で、標準的なサイズ感といえそうだ。
Inspiron 15 5000のディスプレーは光沢のあるグレアタイプで、解像度は1366×768ドット。デル直販モデルが1920×1080ドットであるのに対して、1つ下のグレードを採用している。詳細な構成については次回紹介するが、CPUも直販モデルではインテルCore i5もしくはインテルCore i7を搭載しているのに対して、こちらはインテルCore i3を採用。全体的に1つグレードを落として手頃な価格に抑えた構成だ。
それでもインターフェース群は直販モデルと同じで、本体左側面に電源コネクタ、有線LAN端子、HDMI端子×1、USB3.0端子×2、ヘッドフォン・マイクコンボジャックを搭載。右側面には光学式ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを配した他、USB2.0端子×1、SDカードスロットも備えている。
特に有線LAN端子と光学式ドライブを搭載していることで、一般的な利用に必要となるものはすべて揃ったという印象だ。手頃な価格のノートが欲しいが、このあたりの機能は必要だという人によい選択肢になるモデルとなっている。