HololensとWindows 10 Creators Update、クアルコムなどとの提携でWinsowsは新たな次元へ
マイクロソフト、複合現実MRなどで新たな開発機会を提供
2016年12月09日 18時03分更新
マイクロソフトは12月8日、複合現実(Mixed Reality)やゲーム、Cellular PC領域で新たな開発機会を提供と発表した。
中国深圳市で開催されているWinHEC(Windows Hardware Engineering Community)イベントにおいて発表された声明。「Microsoft HoloLens」による複合現実分野の開拓、インテルやクアルコムとのパートナーシップなどにより、新たなクリエイティブ・コンテンツの開発が広がったとしている。
とくにWindows 10の次期アップデートで3Dに対応し、アプリ開発のコンテンツ制作の敷居を下げる「Windows 10 Creators Update」の提供により、複合現実を活かした新たなPC市場が開拓されるとしている。マイクロソフトでは2017年にHoloLensを中国市場の開発者とエンドユーザーに販売できるように中国政府に働きかけているほか、中国の大手ヘッドマウント ディスプレイ メーカー3GlassesとWindows 10用の環境を整えるという。
また、将来のWindows 10のアップデートにより、従来以上のネット接続機能を高め、モバイルPCにおいてもスマホのように常時ネット接続した Cellular PCとしての機能を備えるとしている。とくにこのCellular PCは、クアルコムとの提携によって開発されるSnapdragon搭載のWindows PCで導入されるという。