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15年国内食品通販市場、6%増の3兆3768億円…矢野経済

2016年11月17日 09時21分更新

記事提供:通販通信

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image (株)矢野経済研究所が16日発表した「食品通販市場に関する調査(2016年)」によると、2015年度の国内食品通販市場規模は、前年同期比6.3%増の3兆3768億円となった。

 同調査は通販サイト・生協・食品宅配・ネットスーパー・コンビニ宅配・食品メーカーの直販を対象とした調査。調査期間は8~9月。

 ネット通販の拡大とともに、食品も通販・宅配サービスなどの無店舗販売ルートでの購入が常態化しつつあり、国内食品通販市場規模は拡大を続けている。

 これまではお取り寄せグルメなどの需要が市場をけん引していたが、昨今は日常品分野での食品通販が大きく伸長している。消費者が食品・日用品でも通販を利用する傾向があり、これまで食品を取り扱っていなかった会社も参入している。

 同調査では、同市場規模は今後も3~5%程度の伸長率で拡大を続け、2020年度には15年比17.7%増の3兆9734億円に拡大すると予測している。

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