コントローラーを備えたWindows 10搭載の小型PC「GPD WIN」がドスパラ パーツ館で展示中だ。巷で話題のゲームPCを今なら実際に触れる。
「GPD WIN」はPCゲームを楽しめる、携帯可能なWindows 10搭載の小型PC。本体サイズは155(W)×96(D)×23.5(H)mm、重量は350gで、これは「Nintendo 3DS-LL」とほぼ同じ。実際に持った印象も似たような感触だった。
本体には5.5インチタッチディスプレー(1280×720ドット)とQWERTYキーボード、ジョイスティック、十字キー、ABXYボタンで構成されており、OSにはWindows 10 Homeがプリインストール。そのため、ゲームだけではなく小型のWindows PCとしても利用できる。
また、左右には「R1」と「L1」ボタン、「R2」と「L2」ボタンを実装するなど、使い勝手は“DS”のそれとほぼ同じだ。
また小型サイズながら、内蔵バッテリーは6000mAh(リチウムポリマー)を採用。6~8時間のオンラインゲームや8時間の連続動画再生ができるなど、1日程度の外出なら予備電源は不要な点も特徴。
主なスペックは、CPUが「Atom x7-Z8700」、メモリーがLPDDR3 4GB、ストレージがeMMC 64GB。ネットワーク機能としてIEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1をサポートするほか、USB 3.0(Type-C)やHDMIといったインターフェースも備えている。
ドスパラ パーツ館によると今回の展示機は「スタッフの海外土産」とのこと。展示期間は不明なほか、販売の予定もないという。秋葉原だけに、どこかのショップで販売が始まる可能性も否定できないが、現時点では残念ながら眺めるだけとなりそうだ。